2023年6月21日

実質値上げのdocomo新プラン

docomoから発表された、携帯電話の新料金プラン「irumo」と「eximo」。それぞれの料金構成の説明を見てみたんですが、言葉は悪いけれどちょっと卑怯だなと思ったのは、最大割引適用料金を強調していて、その料金で誰でも利用出来るような言い方をしているところ。3回線以上の契約が必要な「みんなドコモ割(-1,100円)」、支払をdカードにする「dカードお支払い割(-187円)」、ドコモ光の利用かhome 5G利用の「ドコモ光セット割/home 5Gセット割(-1,100円)」全部活用すると、最大2,387円(税込)割り引かれるけれど、最後のドコモ光やhome 5Gは、別途それぞれの利用料金が掛かるから実質支払はそこまで安くはならない。さらにirumo契約の場合は、みんなドコモ割の回線カウントはされるけれど、ahamoのように割引適用はされないので、やっぱり割引額は減ってくる。だから割引適用前料金で比較すると、現在「5ギガライト」ユーザーの自分としては、やっぱり「実質的値上げ」にしか感じられない。

自分が今契約して「5ギガライト(1GB)」だと、月額3,465円(税込)が、上限設定(1GB)と家族割を適用しているから、その他費用と会わせて月額2,500円前後の料金を払っています。今回のeximoだと、同じ1GBまでの基本料金も1,000円値上がりして、上限設定の割引も無いので、実質1,000円以上の値上がりになります。それならirumoに移行しようかと思ったんですが、最安値の0.5GBプランは4Gしか使えないし割引適用も無い。一つ上の3GB迄のプランだと5G利用は出来るけれど、「みんなドコモ割」の割引適用が無い。金額的には、現在とほぼ同じでデータ量が3GBまで増えるので実質的にはお得に感じられるのですが、このプランだとdocomoのメールサービスが利用出来ないので、必要ならば+330円が必要。今の所考えてみると、殆どメリットを感じられない新プランばかりという結論に今は至っています。

もちろん、日本を代表する大企業docomoとはいえ、民間企業で有る以上は利益を上げなきゃいけないし、その為に商品である「通話プラン」も価格を上げていく必要がある事はよく分かるんですが。そう言う意味では、もう少し自由度のあるというか選択肢が多いプラン構成をして欲しいなと感じる所。まぁ、一次はプランが複雑すぎて、組合せを担当者もよく理解出来ないという事も言われて、それでかなりプラン構成を整理したのが現行のプランで、それを今回さらに整理したんだろうけど、何かお客様目線と言うよりはライバルキャリター対抗でプランをデザインしましたみたいな雰囲気も感じられるところ。

まだ詳しく比較してみていませんが、例えばirumoの最小構成(0.5GB/550円)に、docomoメールオプション(330円)を着けて、データ通信に関してはe-SIMのAiraloを利用すれば、月額3GBで2,000円以下になりそう。Androdiスマホの方は、昔からの電話番号にdocomoメールも昔からのIDなので、こちらはそれ位ですが、サブスマホのiPhoneの方は、docomoメール不要で、電話番号とデータ通信があれば良いので、そうすると月額1,500円位になるのかな(音声通話料などは別途必要)。また、色々と悩む種が出来てしまった。

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