ANAが保有するA380の3号機が、40日振りに整備フライトを実行したというニュース。少し前の自分のホノルル旅行の時にも感じましたが、日本人が好きなハワイ旅行はかなり回復してきた印象を受けました。それもあってか、自分が成田からホノルルに飛んだ日は、丁度ダブルデイリーが始まった日でもありました。もともとA380 3機体制で、1日2往復の成田-ホノルル線を運航するのがA380導入の目的でしたから、それならばこの3号機も投入すればいいのにと不思議でしたが、
資産である3号機を営業活動に使用すると減価償却が始まるため、
と言う事で理由に納得。チラッと調べてみたら、A380は一機500億円位で償却期間は10年らしいから、年間50億円を払わないといけない。2機体制なら100億円だけれど、3機投入してしまうと150億円になるわけか。この辺り、経営効率化の視点から見ると、営業に貢献していない資産を保有していることも問題になるだろうから、それはそれでまた株主とかから指摘されそうだけれど。
「ホノルル線」というのは、日本人が大好きなリゾート地へのフライトなので、多分路線の人気的にはトップクラスだと思うんですよね。また、A380の2階建ての機体を生かして、ハワイを想像させる「ウミガメ」のデザインにしたのも良いアイデアだと思うんですが、如何せんコロナ禍で全てがリセットされてしまい、グッドアイデアが一瞬でバッドアイデアに変わってしまったのは歴史の意地悪なのか何なのか。それでも、ハワイへの需要はかなり回復してきているようなので、これからの夏休みシーズンに入ってどれだけ回復するか興味深いところですね。
ANAやJALは、それでも路線回復をしているけれど、同じくホノルル路線を運行していたUAはまだ運休したまま。グアム路線は、メインの成田離発着路線から地方離発着の路線も再開しているので、そろそろ同じリゾート路線でもあるホノルル線の復活もして欲しいところ。先日のホノルル行きは、木曜日の夜のフライトで出発して、当日(木曜日)のほぼ一日と翌日金曜日一日を現地で活動し、現地を土曜日のお昼に出発すると日曜日の午後に成田に戻ってくるパターン。これだと、金曜日一日有休を取れば週末を利用してホノルルにいけるのではかなり便利。気になる時差ぼけも、往路は寝るだけモードにして、復路は何となく置きいてる状態だと、かなり帰国後の時差ぼけも緩和されることは前回検証済みなので、これも問題は無いだろうし。以前のように手軽に気軽にハワイへ行けるような状態に、早く戻って欲しいですね。A380の3号機投入が先か、UAのホノルル路線再開が先か(笑)。
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