先日、京セラが個人向けスマホ事業から撤退というニュースが有ったばかりですが、今度は残る国産スマホarrowsとSONYのうち、富士通系のarrowsを開発・販売しているFCNT (旧富士通コネクテッドテクノロジー株式会社)が民事再生法手続き開始というニュース。 どこかの支援を受けて、製造・販売を再開するのか、このままフェードアウトするのか不明ですが、これでらくらくホンが無くなったら、結構困る人が多いのでは無いだろうか。実はうちの母親のスマホもこれだったりします。
製造に関しては、やはり量の勝負の所はあるので、台数が出ないことにはコストも下がらない。一方で、ここ最近の半導体不足で、大手にすら十分に供給できない状態が生まれていて、そうなると中小なんてもう目も当てられないでしょうね。どうしても必要量を確保しようと思ったら、割増料金を払ってコストアップ覚悟で走り回らないといけないけれど、それであっても確保出来るかどうか分からない状況だろうしなぁ。
スマホの場合、パソコンと比較してみると、物理キーボードがない部分ローカライズの作業は簡単じゃないかな。通信部分は、各国・地域のレギュレーションがあるから、その部分は大変だろうけど、これまでもやって来たことですし。そう言う意味では、もうハード部分はOEM/ODMに任せて、内部のアプリ開発で「国内向け」モデルを開発・販売していくというのはありかもしれない。課題は、FeliCa内蔵でしょうか。NFC Type-A/Bは例えば中国メーカー等でも内蔵可能だろうけど、そこにNFC Type-F(FeliCa)までとなると結構なコストアップになるのかな。
個人的には、GoogleのPixelをちょっと外観を弄って国内向けにOEMとして販売したらどうだろうか。価格が問題かなぁ。Pixel 7aでもそこそこの値段しますからね。そうなると、中国メーカーの製品をマイナーチェンジして販売するのが良いけれど、ただ交渉とか難しいような気がする。いゃ、日本側に経験が無いから良いように相手に丸め込まれそうな気がする(笑)。今年の年末には、今使っているPixel 6購入から2年が過ぎ、買い換えようかなとも思っていて、その時にはまた国産メーカー回帰も考えていたんですが、一つ選択肢が減ってしまいそうなのは残念だなぁ...
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