2023年5月24日

Adobe Fireflyは使えるか

Adobe Photoshopに、AI利用の追加機能Fireflyを更新したという記事。実際に利用しているデモビデオを見たんですが、確かに凄い技術だと感心するとともに、この手の機能って実際に使ってみるといろいろ不満も感じるのが常なので、これもどれだけ使えるかなぁと言うちょっと疑心暗鬼なのも事実。 


実際、以前提供された機能で、切り抜き機能とか背景の自然な消しゴム機能とか結構期待して実際に利用してみましたが、やっぱり細部を見ると今ひとつ不満が残る場合も。まあ、それは仕方ないことも理解出来るんですが、ざっくりと編集するなら良いけれど、結構ギリギリの切り抜きとかしたいときには結局は昔ながらに拡大しながら細かなところを境界指定しながら時間を掛けて作業するしか無いんですよね。

今回の場合は、対話形式(今は英語のみ)で加工指示を出すことが出来て、その中から幾つか候補が表示されて自分の好みの作品を選択するような感じなんですが、そういう操作内容とか選択傾向を学習して、自分好みの編集をしてくれるように成長してくれると嬉しいかも。例えば、人物切り出しの時なんかその人物の体の線と背景の境界部分が微妙(コントラストが低い)用な場合、自分の感覚でラインを引くことが多いと思うけれど、そのくせみたいなものを学習してくれれば自然と切り出せると思うのだけれど。

後欲しいのは、ローカルのデータだけでいいから、写真とかビデオデータをスキャンしてDB化して、好みの写真とか必要な人物の写真を瞬時にリストアップして素材として利用出来るような機能が出来ないだろうか。AIとしてまずは写真データだけ読み込んでおき、そこから利用頻度に応じて関連付けとか優先漬けしていけば、例えば一年くらいしたら「〇〇が映っている、こういう構図の写真」とか質問を入れれば、瞬時にローカルのストレージから必要な写真を選択してくれたら、自分としては凄く楽になるけどなぁ。編集機能のAI化も嬉しいけれど、管理機能のAI化ももっと進めて欲しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿