岸田総理に対しての襲撃事件で、昨日「模倣犯が直ぐに現れるかも」と書いたら、悪い予感が当たってしまい、国会に爆破予告メールが届く事件が発生してしまいました。 全てがメディアの責任と言うつもりは無いけれど、メディアの行動が大きな要因であったことは確かだと思うなぁ。前回の安倍氏襲撃事件の時ほどではないけれど、それでも今回も毎日殆どのメディアで一日中取り上げていたわけで、それに刺激されてと言う事はあると思います。
この手の「爆破予告」事件は、勿論今回の様な状況でないときにも発生するし、実際少し前にも同様の事例があったけれど、その対象が国会と言う事は、やはり岸田総理襲撃事件に影響を受けたからと言えるのでは。まぁ、こんな辺境のマイナーブログであっても、余り深く掘り下げるのも相手の気持ちを高揚させる事になる可能性もあるかもしれないから、言及しない方が良いのかもしれないけれど、大手のメディア等では「爆破予告があった。厳正に対処して処罰する」という事を繰り返すだけが良いんじゃないだろうか。その予告で混乱したとか、何かあったと言う事だけでも、犯人に対してご褒美を与えることになるわけだから。
ワイドショーやニュースショーでも、「怪しからんですね。直ぐに逮捕されれば良いのに」くらい言ってもいいんじゃないだろうか(笑)。愉快犯何なんて、どんな時にも沸いて出るものだけれど、ネット時代だからこそ場合によっては徹底的に叩かれて人生の大切な部分を失う可能性もあるくらいのことは学習した方が良いと思う。それは行きすぎれば「リンチ」騒ぎにもなるのだけれど、そういうリスクも含めた覚悟が無い限りは、冗談半分面白半分でこういうことをやらない方が良いと思うなぁ。少し前に頻発した、回転寿司チェーンなどでの迷惑行為も、その後謝罪などしても殆どの場合で厳正な対応をするようになっているのは、やはり時代の流れとして昔はなぁなぁで許されたことも、今は違うと言う事を認識しないと。
一昔前なら、当事者同士で和解すれば済んでいた話も、今では直ぐにネットで拡散共有されるから、穏便に済まそうと思ってもそうできない事情もあると思うんですよね。それはネット時代のリスクと考えて、それに対応した行動をするのが現在のマナーなんでしょうね。そう言う事を理解していない、理解出来ない人もまだまだ多いと思うけれど、迷惑行為に対しての批判が拡散されているという事は、そう言う事は今は駄目なんだよということを周知していることにもなるわけで、そのタイミングを逃さないのが、今のリテラシーなんでしょうね。下手をすると「見せしめ」みたいになる可能性もあるので注意が必要だと思うけれど、でも事例としてこう言うことの周知はやっぱり必要なんじゃないかなぁ。だから、自分も思い込みで行動したり反応したりしないように注意しないと。
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