2023年4月14日

Airaloトライアル (2)

昨日投稿した、eSIMサービスの「Airalo」の話ですが、幾つか備忘録としての追記を。前日の夜にアクティベーションをして、翌日早朝から利用を始めたんですが、最初利用期間の「7日間」というのは、その「アクティベーションした時から」、と思っていたんですね。 ところがAiraloのアプリからデータ利用状況を確認してみると、有効期限が「2023年4月18日 21:12 (GMT)」となっています。これ、表示されているグリニッジ標準時を日本標準時に変換すると、+9時間ですから「2023年4月19日 06:12 (JST)」となります。そこから、7日遡ると、利用開始時刻は「2023年4月12日 06:12 (JST)」となります。

実はこの日は早朝から羽田空港へ向かっていた時で、6時12分と言うと、まさに横浜駅から京浜急行の品川行き急行に乗車中の時。その時何をしていたかというと、車内でネット接続しようとしてエラーとなり、暫く考えて「ローミングをオン」にしてネットアクセスに成功した頃なんですよね。実は今回購入したパッケージの「追加情報」なる部分を見ると、

アクティベーションポリシー
有効期限は eSIM が対応ネットワークに接続次第始まります。

と書かれています。つまり、前日夜にアクティベーション操作をしたけれど、幸か不幸かローミング設定がオンになっていなかったので「未接続状態」のままとなり、それがこの日の朝接続出来ないことに気がついてローミングをオンにしたことで、7日間の利用期間が始まったという事なんですね。それなら納得。しかも、日単位での7日間ではなく、実際には使用開始してから「24時間×7日=168時間分」という定義になっている事も分かったので、これもユーザー寄りの嬉しい配慮だと思います。結構有りますよね、現地に夜遅く到着して、直ぐにネット環境を利用したいけれど、高々30分とか1時間位の利用で有効期間の「1日目」が終了してしまい何か勿体ない気持ちになる事が。まぁ、考えてみたらリージョナルeSIMとかグローバルeSIMとか、国境を越えるような場合は勿論、その国の中だけのローカルeSIMだってアメリカのように複数の時間帯が存在する場合、同じ「7日間」だって随分違ってきます。それよりも、標準時を基本にして「利用可能日数×24時間」で利用可能な時間単位で管理する方が、管理する方も簡単で楽ですし、どちらにとっても分かりやすい。偶然ですが今回の経験があるので、来週ハワイに行くときには、出発地の成田空港でアメリカ用のローカルeSIMを購入・設定しておき(アメリカの回線が内からアクティベーションされてもネットワーク接続は出来ない)、現地に到着して機内モードを解除してやれば、直ぐに現地のネットワークに接続してくれそう。アメリカでは、T-MobileとAT&Tのいずれかを使うようなので、まぁ繋がらないことはないだろうし。

ところで、それ以上に気になるのが、一日でのデータ使用量が500MBを超えていること。実は、この日はテストも兼ねていつも以上にネット接続をして利用するようにしていて、特にデータ量が多い会社メールのOutlookとかSlackとか繋いで利用して居たこともあるのですが、それにしても500MBは多いような気がします。普通に一月利用して、700MB~800MB位が自分の利用量ですから、いくら何でも一日で一月分に近い位のデータ量を使うことはちょっと考えられません。どのアプリが一番データ量消費したのか「設定」から確認すると、システムサービスが456MB使用しており、そのうち418MBが「ソフトウェアアップデート」に使用されたと記録されています。ここで疑問なのは、確かシステム等のソフトウェア更新は、Wi-Fi接続時のみ実行するようにしていたのに何故ということ。関係有りそうなのは、その「モバイル通信」の設定画面の下の方に「Wi-Fiアシスト」という項目があり、これがONになっていました。Wi-Fiの接続が悪いときに、自動的にモバイル通信(=eSIM)を使用する機能らしいけれど、これが一日動いていたとしたら何となく500MBものデータ量も理解出来ます。その次に多いのが、Chromeの90MB位なので、これもまぁ一日としてはそれなりだけれど、今の所はその「Wi-Fiアシスト」をOFFにして、残りの日数でのデータ利用量を試してみようと思います。このアプリの良いところは、後からデータの追加が同料金で出来るので、最初からその分までのデータ量のパッケージを購入するよりは割高になりますが、docomoの1GB追加(1,100円)よりは半額ですし。

コストだけ考えるならば、例えばdocomoのahamoなら、20GBのデータ量分を追加料金無しでそのまま海外で利用することも可能ですし、楽天モバイルも安く海外での利用が可能みたいですね。ahamoは、利用可能な国・地域数が少ないのが難点ですが、少なくとも自分が行く場所は網羅されているのでそこは問題では有りません。毎月の料金的に、今と比べて一月当たり1000円位ahamoの方が高いので、そこが解消されるか、自分の一月当たりのデータ使用量が3GBを超えるようならば、ahamoに乗り換えるのが得なので、その時にはAiraloから卒業するタイミングにもなりますが。この辺、毎年のようにプラン内容や料金設定は変わっていくので、その時その時で確認しながらベストと思われるものを選択していくのが正しい消費者でしょうね。

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