2023年2月9日

話す前に力で潰す

共産党による除名問題。除名理由は「攻撃をしたら」と、共産党の志井書記長は言っているらしい。

「攻撃」と聞くと、自分度はロシアによるウクライナ侵攻のような「物理的な打撃行為」を想像するわけで、そう言う意味では故安倍総理襲撃事件なんかも「政治に対しての攻撃行為」と言えるんじゃ無いだろうか。

確かに、言葉だけを使う場合も「言論攻撃」みたいな言い方をするけれど、それってそれこそ少し前の旧統一教会に関してのメディア等の行為だし、更に遡れば「モリカケサクラ」の時の野党やメディアの行為がそれに近い気がする。あれは正直彼らは意図してやっていたのかどうか不明だけれど、異常な状態だと感じる位の規模や内容で、あそこまで行けば「攻撃」という言葉は当てはまりそうな気がします。まあ、物的な攻撃行為は含まれていなくても、連日連夜根拠も薄弱な理由で言葉尻を捉えて批判されるような行為は、物理的な行為以上の影響力があると思うけれど。

周りの状況をちょっと見てみても、この松竹氏は党内での意見表明をしていただけで、「攻撃」という程の内容ではない気がする。それが、今回外部機関での発表となり、一気に世間の注目を集めて共産党批判のような動きが生まれそうだから、慌てて火消しをするために最終手段に出たという雰囲気。でも、完全にやぶ蛇な結果になっていると思う。大体、ロシアのウクライナ侵攻のような明確且つ大規模な戦闘行為に対しても「話合いで解決出来るはずだむと言っている人達が、遙かな小さなしかも自分達の中の話に対して、いきなり強硬手段に出ているわけですからね。これって、彼らの「話合いで解決」という論拠が全くの架空の話だった証拠じゃ無いだろうか。 個人的には松竹氏の意見は正当な提案だと思うけれど、共産党としてそれなりに理由があって認めていないならば、公に正々堂々と双方主張すれば良いだけの話し。もうこういうルールが決まっているのだから、それに対しての異論は許さないという事であれば、それって彼らの全ての行動に対しても同様に硬直化した意見しか言わないのだろうなぁ。

自分自身、別に共産党に詳しいわけでは無いけれど、何となく漠然と抱いていて彼らの怖さというか融通の無さみたいなものが、凄く単純に具現化されたのが今回の件じゃ無いかと感じますね。まぁ、それなりに歴史もあり、政党としての活動をして生き残っているのは、それなりに理由があるからで、本当に千三つ千一つ位は彼らの主張や提案でも「なるほど」と感じる事はあるけれど、「国民のために」と言うよりは「共産党員のために」という意図が透けて見えるんですよね。それって、まさに今の中国みたいなもので、それは自分は勘弁してほしいと思う。彼らはよく自民党批判をしていて、それは自民党にも問題があるからなんだけれど、その批判の結構な部分は実は自分達にも当てはまる気がするなぁ。少なくとも、社民党の様に人材がいないわけじゃ無いのに、一人の代表が20年間もその地位に居続けることは、やはり異常だと思う。あれだけ、安倍総理の8年を批判していたのに、ね。

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