まだ結論が出ない、アメリカの中間選挙ですが、過半数を賭けて残り1議席の攻防を繰り広げているジョージア州の共和党候補が、1980年代にダラス・カウボーイズで活躍した、ハーシェル・ウォーカー氏(Herschel Junior Walker)と聞いてびっくり。いゃ、最後はジョージア州の決戦になるという話しはTLにも流れていて知っていましたが、その候補の一人が彼とは全く知らなかったので。
実は私が現役時代に付けていた背番号「34」は、彼を見て彼の背番号を真似た物。年齢的には彼が2歳位年下なので、丁度彼が大学(ジョージア大)に入り、1年目から活躍しだした頃に、私は同級生の友人に誘われて大学一年の時にアメフトクラブを創設したから。私は、中学生の時に当時理由は不明ながらもアメフトに目覚めて猛烈にNFLファンに勧誘してくれた友人がいて、それがアメフトとの始まりなんですが、その時にはマイアミ・ドルフィンズの黄金時代で、当然推しチームはマイアミ。ところが1980年代に入ってくると、日本でも再びNFLブームが再来し、その時に人気を集めたのが「The American's Team」と言われたダラスだったんですよね。その当時ウォーカーはまだ大学生でしたが、1年生の頃からハイズマントロフィー候補になるほどの幸選手で、NCAAの記録を幾つも更新していた時代。その後、NFLの対抗組織として誕生したUSFL (US Football League)に入りますが、USFLの解散直前にダラスにピックアップされてNFLに映ることに。でも、USFL時代はまだしも、NFL時代の選手生命は短くて、短命選手と言って良いかな。でも、彼の走りは所謂パワーラン系で好きでした。
そんな人物が上院議員選挙に出ていて、来月の決戦投票に持ち込もうとしているというの凄いかも。民主党、共和党、どちらの候補も過半数に届かないので決戦投票になるわけですが、ウォーカー氏が僅差で負けているのでまだ予断は許されない。とは言っても、この1議席がどうも上院選挙最後の攻防になりそうなので、民主党・共和党、どちらもこれから一月、全力の選挙戦をするんでしょうね。
確かアメリカでの上院議員の地位は凄く高くて、単に有名なだけでは選ばれない地位。人格とか社会的地位とか、色々な要素を満足しないと成れない。そう言う意味では、フットボール選手としてはちょっと迷走した印象のある彼だけれど、ここまでしっかりと社会的な貢献や活動はしてきたから、今回立候補しているんでしょうね。それで接戦なんだから、やっぱり凄いと思う。個人的には、彼に当選して欲しいなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿