2022年10月10日

EOS R7実戦2回目

昨日はEOS R7の実戦投入2回目のフィールドトライアル。しかも、初めての雨天下での運用も兼ねることになり、やはり慣れていないことと、新しい操作系がどうも自分には使いづらくて苦労しました。前回の経験と反省から、 

  • バッテリーは、多分1個あれば一番撮影枚数が多い望遠レンズ機でも間に合いそう。よほどの事が無い限りは、ハーフタイムの時に満充電の物と交換すれば、2個あれば一試合は十分間に合いそう。なので、今回は折角購入したモバイルバッテリーは出番無し(持参せず)です(あぁ、勿体ない)
  • 液晶ファインダーは、やはり使いづらい。連写すると、映像がずれてしまうので、選手を追随することが事実上出来ない。30枚/secの電子シャッターモードにすると軽減されますが、そうなると撮影枚数が多分倍増(9000~1万枚→2万枚?)するので、それも困るし...
  • 今回は途中から雨模様になり、レインカバー装着。EOS R7専用の物では無いので、レンズ側は良いとしても、本体側でファインダーが覗き辛くなり苦労しました。アイカップのところをしっかりホールドしてくれるような治具を自作しないと駄目かなぁ
  • 途中から雨になり、暗くなり、照明灯が点灯してと、目まぐるしく露光が変わるので、後半の最後半分くらいは露光設定がメタメタ。試合が緊縛していたこともあり、設定するにしてもレインカバーを外してと言う作業も手間が掛かり、ちょっと選手に申し訳ない写真ばかり。以前のEOS 7D Mark-IIだと、"Q"ボタンで呼び出して、ジョグダイヤルで選択設定して、"Q"ボタンで戻してと、本当に使いやすかったのですが...
  • 設定変更操作は、基本背面の液晶パネルを出してタッチ操作でするようにデザインされているので、今回のように練胃カバーとかしていると、操作性は最低。ダイヤルとボタンを組み合わせて出来るのですが、それが自分にとっては新規のI/Fになるのでまだ覚え切れていない。今回の様な場合、私はISOをまず弄って、次にシャツタースピードを落としたりして、露光不足に対応するのですが、どちらの捜査方法もまだ慣れていないこともありジタバタしていて大変。
  • 今回、望遠撮影用に256GBのSDメモリーカードを追加しましたが、流石にそこまでは行かず90GB位。ですから、最初に購入した128GB SDカードでも間に合ったのですが、撮影枚数的には1回目とそんなに変わらない。ただ、暗い中での撮影でISOを前回よりも上げていたこともあり、一つ一つのデータサイズは、前回の8GB/枚から12GB/枚と大きくなっているので、それが影響したみたい。さらにISOを上げるであろう、ドーム内撮影とか、照明設備の良くないスタジアムだと、さらにデータ量は膨らみそう。そうなると128GB 1枚ではなり無くなりそうです。
  • 以前は、同じAPS-Cのカメラ(EOS 7D Mark-II vs EOS R7)でしたが、使用レンズが100-400mmだったので、反対側のエンドゾーン付近の撮影は物足りなかったのですが、ミラレース可と同時にレンズも100-500mmにしたので、かなり十分な視角を得ることが出来るようになりました。レンズ本体も軽量化されていて使いやすくなったし。
  • SDメモリーカードからPCへのデータコピーは、USB 3.0のメモリーカードリーダーを使用していますが、80MB/sec位なのでやはり時間が掛かります。ヨドバシに探しにも行ったんですが、余り無いんですよね、高速対応の物が。以前のCompactFlashは100MB/sec以上出る場合もあったので、何とかしたいなぁ...
  • EOS 7D Mark-IIには水準計が内藏されていて、ファインダーを覗くと水平や垂直が視覚的に分かったんですが、EOS R7ではそれがない。出来るだ対象物を入れて傾かないように撮影しているんですが、撮影データを見ると微妙に傾いていて、それが逆に嫌。大きく傾いていれば問答無用で補正しますが、微妙だとそれも手間に感じてしまうし。これ、個人的には結構不満な機能削減です。
OJTも大切ですが、その前にもう少し機能面やら捜査面やら、少し習熟作業が必要だなと実感した一日でした。撮影時はレインカバーをしていたので、カメラ本体もレンズもそんなに濡れていないはずなんですが、念のため今日は一日乾燥日です。外は雨が降っているので、室内でどれだけ乾燥できるか不明ですが。

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