今日11日から入国時の水際対策が大幅緩和されて、ほぼ新型コロナウイルス以前の状態に戻ることに。訪日外国人にとっては、入国者の上限撤廃や個人旅行の解除などが大きくて、最近の円安もあってドッと訪日観光客がこれから増えてくることは確実。実際エアチケットを見ていても、まだそこそこ席の余裕はあるけれど、予約しづらいしなんと言ってもチケット代が上がっているのは、それだけ需用があるからなんだろうなぁ。
入国時に事前のPCR検査陰性証明書を取得しておかないといけない手続きが有った時は、それだけで海外に行く気力が萎えたものですが、それがなくなってどっと日本からの出国者数も増えたみたい。かくいう自分もその一人になりつつあるんですが、 コロナ禍以前で年間の訪日客数が3200万人位だったかな、来年くらいはその程度くらいまで回復して欲しいところですが、まだまだ少し時間は掛かりそう。
海外だけでなく、国内でも「全国旅行支援」が始まり、こちらは交通費・移動費は変わらないけれど、宿泊代がやはり上がってきていることを実感しています。先ず年内だと、以前と比べて予約が取りにくくなっていることも事実で、特に週末とか祝日が絡むと、「うーん...」とちょっと悩むくらいに。これまで耐えてきていた旅行業界・観光業界に活気が戻ってきた証拠だから、そこは喜ぶべき何だろうけど、正直一寸複雑な気持ちもあります。まぁ、これが以前の状況だったわけだから文句は言えないのだけれど。
最近では、材料や人件費の値上がりで製品・商品の値上がりが話題になるんですが、考えてみたらそれと同じで、旅行関係も「値上がり」する事が普通になるような気がします。まぁ、それは正しい経済活動なんだろうけど、利用者側としてはやっぱり複雑な心境。考えてみたら、10年位前田と北米往復をビジネスクラスでも30万円切っていたのに、今ではその倍では聞かないからなぁ。国内線も、倍とは言わないけれど、1.5倍位は上がっている気がするし。ホテル宿泊費なんかも同様。「元に戻る」という事は、そう言う事も含めての「元に戻る」事だと認識しないと。
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