河野デジタル大臣が正式に発表した、マイナンバーカードへの健康保険証の一体化。2年後の令和6年秋に現行の健康保険証を廃止して、マイナンバーカードに一体化した「マイナ保険証」に移行するという予定。まだまだ最初の一歩のつま先くらいの前進だけれど、具体的な目標設定がされたことは良いことだと思うなぁ。
タイムラインには、賛否いろいろな意見が流れてきているんですが、医療関係者と思われる方の書き込みで気になったのが、現行の健康保険証だと加入情報とシステムが同期できていないので毎月の提出が必要という話。私も、歯医者とか毎月通院している所があるので、まぁ「苦」とは言わないけれど、正直面倒だなぁという印象は毎回感じます。せめて年に一回位にして欲しい。別に名前や住所が変わるわけではないのだから。それがマイナンバー保健省になると解決出来るというのは、上位の管理番号が出来るから、そこに色々紐付けできるからと言う事なんだろうな。だから、異なる医療機関の治療離席やお薬手帳の情報何かも統合して管理出来るのは、個人的にも嬉しい話。さらに、運転免許証の統合も、当初の令和6年末予定を前倒しにするということで、これも個人的には嬉しい話。実は私が日頃持ち運ぶ革財布には、免許証と健康保険証、両方入れているので、それが一枚に統合されたら少しスペースが空く事になります。
で、記事を読んでいて最後にビックリしたのが、来年5月11日にAndroidスマホへのマイナンバーカード機能搭載をするという発表。いゃ、5月11日なんていう具体的な日付けまで確約しているという事は、準備としては相当進んでいるのだろうか。でも、カレンダーを確認したら、2023年5月11日って、G.W.開け翌週の木曜日という、ちょっと中途半端なタイミングなのは何故だろう(笑)。で、「Android OS搭載スマホ」と言っているけれど、これNFC前提ですよね? まさかFeliCa前提だろうか。まさかまさか、QRコードでって言う事は無いだろうなぁ(笑)。と思ったら、こちらに詳しい記事が。NFC Type-Bは良いけれど、今使用しているGoogleのPixel 6はGP-SE対応なんだろうか。でも、そうなれば現行持ち歩いている、運転免許証と健康保険証の2枚が財布から消えてくれることになるので、結構スッキリしそうな気がします。課題は、スマホの移行時にどの様にデータ以降をするか、ですね。iPhoneの場合は、本当に新旧のiPhone間でデータが完コピ出来るんですが、Androidスマホの場合は、クレジットカード情報とか電子マネー情報等は一寸面倒な手順が今でも必要。この辺り、マイナンバーカードだけで無く、電子マネーやGoogle Pay関連の移行方法も含めて改善して欲しいですよね。
「河野太郎」という人は、政治家としては一寸疑問に感じる部分も少なくないところもあるんですが、こう言う実行力というか実現力と言う所では、政界随一の実力じゃないだろうか。まぁ、それが変な方向に行ってしまうと困るんだけれど、今の所以前のワクチン担当大臣の時も今回のデジタル担当大臣の時も、良い意味で古い習慣とか壁を破ってくれている気がします。だからこそ、単にマイナンバーカードに紐付けしました、だけでは無く、人の生まれてから無くなるまでの「核」というか「幹」というか、一つの中心になるものくらいの仕組みを整えて欲しいですよね。一方で、野党からはこんな反対意見も出ているみたいなんですが、その問題点の内容と理由を明確にして、本当に統合しない方が良いのか、統合するメリットはあるから課題解決も平行してやるべきなのか、そういうところをちゃんと明確にして提案して行くのが野党の本来の役目なのでは。単に不満を言う人、感じる人がいるから反対では、それこそネットのその他大勢の意見と変わらないわけですからね。そう言う事を積み重ねて行くことで、失った信頼感も取り戻せるだろうし、政権与党としての資質ありと判断する人も増えるかもしれない。でも、結経は言うだけ番長だから、この10年間ずっと今の立場にいる訳ですが。
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