2022年5月6日

渋滞を楽しむ

今朝の朝のニュースでは、G.W.のUターンラッシュ(渋滞)を伝えていました。その中の発言で印象的だったのは、実際に渋滞の中ドライブして帰宅する家族の様子を流しつつ、「久しぶりの渋滞経験を楽しんでいる風もある」というような言葉。確かに、車にしろ公共交通機関にしろ、遠出すること、宿泊を伴う旅行をすることは、多くの人にとっては2年振り以上の経験だろうし、渋滞にしてもそれこそ事故渋滞にでも遭遇しないと、ここ2年余り無かったことですからね。

2年振りの制限無しのG.W.で多くの人で賑わう国内の観光地や有名な場所ですが、それでもコロナ禍前の2019年との比較では、 多くの場所で-20~25%程度の実績らしい。それでも、ここ2年の状況と比べると、2~4倍位の人手らしいけれど、以前の8割位の人手となると、創造するに海外からの観光客の分が足りないのかなという印象もウケます。それでも、浅草などは2019年と比較しても数%の増加を記録しているらしく、やはり近場への観光や移動は、このG.W.中の特徴らしい。反面、札幌とか沖縄は-25%位とまだまだ回復はしておらず、「遠出」というには程遠い状況と言っても良いかも。ただ、その理由としてはコロナ禍以外にも、相次ぐ値上げで交通費や宿泊費等のコストアップも影響しているでしょうね。

自分も先日東名高速道路で1時間位の渋滞に巻き込まれて難儀をしましたが、確かに車の数はこれまでの週末と比較しても確実に増えている事を実感。特に最近では、キャンプやグランピングがブームになっているから、一時期は下火になった「車移動」が復活したG.W.だったのかもしれません。本当ならば、ガソリン代も高騰しているから、車移動よりは電車などでの移動に切り替えるのだろうけど、やはりコロナ感染や電車代金自体も値上がりしているのかな。色々な要素が絡み合っているのが、今回の渋滞や観光地混雑の理由何でしょうね。

新幹線も、久しぶりに「乗車率130%」とか100%を超える様子が伝えられていますが、ここ2年以上は兎に角新幹線通勤の時には10~20%程度の乗車率で、必ず隣が空席になるような状態が続いているので、コロナ禍が開けて以前の状態に戻ったら耐えられるか正直自信がありません。リモートワークも普及したので、以前よりは通勤する人は減っていることは確かで、特に新幹線通勤が必要な遠距離通勤の人は、多分今後もリモートワーク中心の生活を続けると創造するのですが、やはり今のようにどの時間帯もガラガラという状態は今年の夏とか秋くらいからは解消されていくんでしょうね。また少しずつ「渋滞慣れ」「満席慣れ」みたいな事も考えないと、社会復帰できないかもしれない。

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