海外渡航、6月再開?

現在英国訪問中の岸田総理が現地で会見し、日本の水際対策を6月に大場緩和する考えを示したというニュース。G7諸国並みの制限となると、陰性証明を持っての入国で空港でのPCR/抗体検査等の検査無しでの入国が可能になるという事だろうか。それとともに、現在一日当たり上限が定められて、事実上個人旅行は禁止(出来ない)状態も、個人旅行などにも緩和が拡大するという事なんでしょうか。

コロナ禍以前の状態には、流石にまだ戻らないだろうけど、日本入国時の検査や隔離が無くなれば、制限はあるにしてもかなり自由な海外渡航が再開できそう。 日本以外のG7の現在の条件を調べてみると、

• アメリカ合衆国: これまでのESTAに加えて、ワクチン接種証明書、陰性証明書、指定書類への署名が必要。
• 英国: ワクチン接種完了者は入国前検査は無し
• イタリア: COVID-19グリーン証明書、あるいは72時間以内の陰性証明書等
• カナダ: ワクチン接種完了者は入国前検査は無し
• フランス: ワクチン接種完了者は入国前検査は無し
• ドイツ: ワクチン接種完了者は入国前検査は無し

となっている様子。それ以外にも渡航目的や日本以外の国・地域からの入国の場合等諸条件が設定されている場合がありますが、今の所一番面倒なのがアメリカで、それ以外の5ヶ国「ワクチン接種証明があれば特に制限無く入国可能」なのかな。ワクチン接種証明書は、日本での接種ワクチンはそれぞれの国でも対象ワクチンに指定されているので、証明書は有効。それだけで済めば、一番簡単で、実質的にはこれまでと同様の渡航がほぼ可能と言って良いですね。日本は、それ位のレベルまで緩和するのか、アメリカレベルで帰国直前の陰性証明書は残すとなると、余り今と変わらない気がする。

72時間以内の陰性証明書は、やっぱり面倒ですよね。特に地方にいると、何処でやっているのかそれすらよく分からない。浜松市だと、あのアールアンドオーの「PCR検査センター浜松」何て言うのがあるらしい。となると、最悪ここで検査を受けて行くという手はありますね。病院だと、各区に1箇所も無い。まぁ、「現状を緩和」するのだから、やはり入国前の陰性検査をまず省略し、入国者数を増やすと言う事なんだろうなあ。G.W.前半には、ハワイを筆頭に、東南アジアやオセアニア等へ出発する観光客のインタビュー等を頻繁に流していたので、ある程度旅行業界とは握っているんだろうなぁ。ずっと厳しい状況が続いてきたから、もう何とかしないと旅行業界は勿論、航空業界や観光客対応のホテルや飲食店等持たないだろうし。

G.W.に入って新規陽性者数はそれまでの半分くらいの数値が続いているんですが、これは休み中で検査数が減っているからと考えた方が良いでしょうね。ただ、G.W.が始まり一週間近くが経過して、それでも前週の半分くらいの3000人とか2000人台まで新規陽性者数が減ってきているから、やはりそれなりにこれまでの対策の効果が出ているという事なんでしょう。問題は、G.W.が開けた来週の後半位から、どの様な数値が出てくるか。これが、幸いにも3000人とか2000人位で止まり、さらに減少するようならば、6月の入国規制緩和はかなり期待出来るかも。でもそうなると、今回のG.W.に一気に海外渡航需用に火がついたように、夏休みの海外渡航もまた満席状態が続くのかなぁ。そうすると、9月のシルバーウィークとかにシフトして2年振りの渡航を目指すべきか。ただ運が悪いことに、パスポートがその頃残り1年になるので、出来れば更新為た上でアメリカのESTAをとりたいなぁ... 中々、上手いタイミングにならないジレンマが...