2021年10月4日

臭う車内

久しぶりの新幹線ネタですが、いつもの横浜通勤の話ではなく、昨日の試合帰りでの話。新大阪駅から浜松にこだま号で戻るとき、この時は通常のEX予約の料金にプラスして410円払うと、こだま号のグリーン車を利用できる(3日前での予約が必要)ので、その予約をしていて利用しました。試合が伸びたので、かなりぎりぎりで、途中移動しているときには間に合いそうも無いので、その後のひかり号に予約変更しようかと思ったくらいでした。反れでも何とか出発の10分位前に新大阪駅に戻る事が出来、車内で食べるお弁当と飲み物も購入する余裕もあり、何とか車内に滑り込みました。 

車内はガラガラで、ざっと見た限りでは1割位の乗車率。でも、何故か自分の周りの乗車率は高くて、通路を挟んだ横の席には同年代くらいのご夫婦が座り、私の前と斜め前の席には、男性がそれぞれ一人ずつ。ほどなくして新幹線が発車したので、私が購入したお弁当を開いていると、斜め前の男性も何やら取り出します。で、その紙袋を見てちょっとビックリ。「551 HORAI」書かれています。そう、大坂名物豚まんの「蓬莱」の紙袋で、新大阪駅にも何カ所か店舗があったように記憶しています。そこで購入してきたんでしょうか。で、その紙袋から何かを取り出すと、豚まん(=肉まん)の匂いが漂ってきます。隣には、500mlのビール缶(多分デザイン的にサントリーの金麦っぽい)もしっかり準備されていて、これから食べての向き満々の様子(笑)。

で、横浜の中華街なんかでよく漂うような臭いが直ぐに鼻に入ります。まぁ、私のところにも漂ってくるくらいだから、その直ぐ後ろに座っているご夫婦はちょっと大変かも。よく蓬莱の豚まんは、新幹線持ち込み禁止するべきとか結構過激な意見もネットでは見聞きしていたので、最初はちょっと身構えたんですが、確かに豚まんの匂いはするけれど、少なくとも私のところではそんなに酷くはない。気にはなるけれど、止めてくれと言うほどではない。これまでも、何度も新幹線を利用してきていて、車内での食べ物の匂いも色々経験しているけれど、そんなにお弁当とかの匂いが気になった記憶はありません。基本、車内駅弁って醒めたものを食べるから、匂い自体がそんなに広がるものじゃないですしね。たまに、暖めて食べる焼肉弁当みたいなものを持ち込む人がいると、少し焼肉の匂いがするけれど。今回も、その焼肉弁当よりは匂いは強いものの、まぁ不快と感じるほどでは無いのですが、それは座席位置にも寄るんでしょうね。

米原を通過して岐阜羽島に到着するくらいには、無事豚まんを食べ終えたらしく、その匂いも殆ど消えたんですが、生まれて初めて体験した「551 HORAI」の豚まんの匂いは、やっぱり暖めてあるから匂い自体は結構拡散するけれど、よく言われるほど強烈という印象は無かったですね。もしかしたら、車内で食べるように具を少し変えてあるのかもしれないけれど、そうするとまた味も変わってしまうだろうし。まぁ、食べ物の匂いはまだ良いんですよ。食べ終われば、大概はその匂いは消えてしまうから。困るのは、香水とかコロンの匂いプンプンの人だったり、ヘビースモーカーで、普通に呼吸をしていてもニコチンの匂いが回りに拡散するような人。以前新幹線通勤をしていたときには、そこそこの確率でそういう人と遭遇するんですよね、しかも混雑しているときに限って。そっちの方が、健康的にも気分的にもダメージが大きいです。日頃大阪方面に行く機会は殆ど無いので、また蓬莱の匂いを嗅ぐのは来年かな。私は豚まんとか餡饅の皮が嫌いなので、豚まんを購入する事は無いと思うけれど、焼売とか餃子とかラーメンなんかも美味しそうだから、機会があればそちらにチャレンジしてみようかとちょっと思っています。いずれにしても、車内ではコロナだけで無くそれ以外の所でも回りに気を配って欲しい。

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