昨日たまたま二段階承認を使用するあるサイトにアクセスした所、「iOS15に更新するまえに、一度二段階承認を解除しろ」というお知らせがトップページに掲載されていました。私のiPhone8は、今iOS 14.8でそろそろ15.0に更新しようかと思っていたところ(まだAppleから降りてこないので保留中)だったので、「えっ、そんな面倒が発生するの?」とちょっと戸惑うことに。
どうも、これまではiPhoneに二段階承認のコード生成アプリ「Google Authenticator」を入れて使用して居ましたが、iOS15になるとiOS標準でその機能が組み込まれて置き換わるために、以前の認証状態と乖離してしまうのが原因らしい。いゃいゃ、それってかなり重大事態でしょう。私も複数のサイトアクセスで二段階承認を使用しており、それら全てを言ったん解除してiOSを更新して、再度コード生成を開始して、再び二段階承認を設定するという面倒な作業をやらないといけない。と言うか、サイトごとにどう言う対応が必要か、事前にそれぞれ確認しておかないといけませんよね。Google Authenticator以外のコード生成アプリを使用している銀行のサイトもあるし。
ちょっと不満なのは、この手続きが「iOS15の不具合」としては認識されていないのか、不具合情報の中には含まれないこと。多分機能追加なのでApple側としてはそんなことは露ほども思わないのだろうけど、既存ユーザーに取っては大問題なわけで、iOS15更新時の注意事項としてもっと注意喚起するべきだと思うのだけれど。だから「iOS15 二段階承認」と検索すると、その機能を利用していサービスやサイトの注意事項としては結構ヒットするのですが「iOS15 不具合」では引っかからない。こういうことをやると、二段階承認という機能自体が疎まれる原因になると思うけどなあ。
特に今の所iOS関係で問題は発生していないので、暫くこのまま様子見ですね。注意するのは、知らないところでiOS更新されないようにする事くらいでしょうか(笑)。まぁ、iOSの修正を待つというよりも、iOS15更新により、トラブル回避・問題修正のKnow-Howが蓄積されて、万一自分にトラブルが発生しても何とか対応出来るくらいの情報が集まるまで待つと言う「他力本人モード」というだけですが。しかし、やっかいだなぁ...
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