2021年9月15日

近視眼的な見方

昨日も書いた、新型コロナウイルスのワクチン接種が、2回目接種完了人数が50%を超えたというニュース。 それに対して立憲民主党の蓮舫代表代行が「2回目接種が全国民の5割」に違和感を感じると反応。何故なら、大都市圏では64歳以下でみると2~3割程度の接種率だからとの理由から。

今に始まった話じゃ無いけれど、何でこの人とかこの政党は、こんな近視眼的な見方しかしないのだろうか。大体ワクチン接種は、先ずは医療関係者から先行して行い、次に65歳以上の高齢者から接種を始めて進めてきたわけだから、先行していて当然。逆に、それ以下の年代層はまだこれから接種という人も多いわけで、だからこそ今色々な対策を練ってせっしょを進めるようにしているわけですよね。しかも人口比で言えば、高齢者社会の日本では中高年総人口の方が多いわけだから、「国民の半分」と言っても、丁度40歳位までカバーされるわけじゃ無くもっと家の年代が中間値になるわけで、それも考えるないといけない。

「予約も取れない」とも書いているけれど、都内だと職域接種会場などでは予約枠が空いている場所も多くあるという情報もあり、このあたり政府も丁寧に網羅して伝えるべきだと思うけれど、実施者の自治体で状況は異なるだろうし、そう言う意味ではやはり自分で探す努力も必要になるでしょう。でも、今はネットの時代で一発ググればそれなりに情報は集まるし、初期の頃の高齢者が探す場合よりもまだ恵まれているんじゃ無いだろうか。いずれにしても、こう言う記事に揚げ足を取ったり、単に数字だけ見て努力が足りないと明後日の意見を言うのでは無く、政党の幹部なら「自分達ならこうして接種率を上げる、予約できるようにする」という提案をするべきなのでは。と言うか、それを与党に売り込んで実現させるのが野党の仕事なんじゃないの。

結構TL上でも指摘されていますが、以前は医療従事者への接種が遅いとか、重篤化する高齢者への接種が進まないとか、彼女や政党では与党を責めていたわけです。それが時が過ぎると、今度は若者世代を蔑ろにしていると言う。自分達が国内治験に拘り接種開始が2カ月ほど遅れたのに、何故もっと早く接種開始しなかったと後から責めるのと同じで、その時その時に都合の良いことしか言わないし、以前の発言の責任所か言ったことすら忘れているんでしょうね。正直この程度の野党のことは無視して、接種スピードはもう上限だろうから、摂取効率=空いている予約枠を効率よく埋めていくことを、担当者は専念して欲しい。それが自動的に若い世代に対してのワクチン接種を加速させることになるのだから。

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