「悲喜交々」とタイトルしたけれど、 昨日の東京オリンピックの日本チームは、「喜」が圧倒していた気がします。そう感じるのは、自分的にはやっぱり野球でアメリカに2-0に勝利して、悲願の金メダル獲得をした印象が強いからかもしれない。
今朝の時点で、日本のメダル数は56個(金: 27、銀:12、銅:17)で、既に女子バスケットボールの銀以上が決定しているから、総数では57個は確実。参加国・地域の中で、メダル数では5番目(アメリカ:108個、中国:87個、ROC:69個、イギリス:63個、日本:56個)ですが、金メダル数を見れば、中国38個、アメリカ36個、日本27個、ROC/イギリス20個と、ここでは日本の強さが感じられる状況に。勿論、地元開催という地の利がある事は事実だけれど、それでも日本人選手・チームが優勢と言われていた種目を落としていたりしたこともあって、決して純忠に進んだわけでも無い。やっぱり、悔しい結果に泣く選手が生まれる一方で、予想外の選手の躍進も多かったわけで、それがスポーツの醍醐味というか、面白さなんだと思いますね。
最終日の今日、日本チームが出場する種目は、既に始まっている男子マラソンに自転車競技、新体操、そして女子バスケットボール。気になるのは台風の影響ですが、幸いにも札幌の男子マラソン以外の競技は、全て室内競技なので、再悪天候が悪化しても競技には影響しないのは不幸中の幸いか。それでも、閉会式が心配ですが、これも何とか最後まで保って欲しいですよね。リオ五輪の閉会式は結構な雨の中開催されたけれど、東京オリンピック閉会式も雨というのはちょっと寂しい。天気予報では、都内の雨は午前中で、午後から夜にかけては曇り空になりそうだから、ぎりぎり何とか行けそうな雰囲気で、それが続くことだけを祈りたいですね。
開催前は、新型コロナウイルスの感染拡大だったり、それに乗じた反対運動、中止要求と散々な評判だったけれど、いざ蓋を開けてみれば当初からの日本人選手の活躍もあり、途中の調査では開催賛成は70~80%になっていたようですし。まぁ、日本人はこう言うお祭り騒ぎが好きな国民性だし、非常事態宣言もあって外出出来ない状態であれば、嫌でも日本人選手の活躍に目が行くようになるだろうし。唯一残念だったのは、宮城県とか静岡県で開催された一部競技以外では無観客だったことで、これだけは本当に残念。あの時の状況、そして開催に反対していた陣営説得のために仕方なかったとは思うけれど、その時へ移行して開催されていたプロ野球とかサッカーが有観客開催されていたのに何故という疑問は今でも残りますよね。来週からは甲子園も始まり、一応観客は関係者等一部だけという話ですが、それでもオリンピック開催に否定的だった新聞社が協賛している大会というのには腑に落ちない。まぁ、彼らがどうゆう報道をするのか、ある意味興味深い事ではあるけれど。いずれにしても、宴の後は寂しくなるものだけれど、次は3年後といつもより短いインターバルな訳だから、個の感動と熱気を出来るだけ維持したまま、次の試合に臨んで欲しいですよね。
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