この記事を読んで思いだしたのが、数年前のApple Storeでの体験。たまたま入ったApple Storeで、ちょっとケーブル類を購入したんですが、店内にレジが見当たらない。ちょっとキョロキョロしていたら、店員さんがニコニコしながら近づいて来て"May I help you?"と(笑)。「これ買いたいんだけど」と言うと、"I see!"とか言って、持っていたiPadで商品をスキャンして、さらに私のiPhone8を近づけてApple Payで支払ったら、それで完了。購入済みのテープを貼るでもなく、袋に入れるでも無く、レシートをくれるでも無く、ポンポンとタッチして画面でタップして終わり。あの時の経験は、本当にビックリしました。
その後、国内でもiPadをPOS端末にするような場面も経験して、そうだよなぁ、本当はこれで十分なんだよなぁと思ってましたが、流石に電子マネーやクレジットカードの端末は別立て。でも最近では、クレジットカードもContactless化されてきているので、本当スマホ一つで済んでしまいそう。従来型の、レジ代わりにしてもそんなに問題無いと思うけれど、ショッピングセンターとか大規模な店舗でいちいちレジコーナーに行って精算するのではなく、その場所でスタッフが手持の端末(=スマホ)で決済して完了したら、サービス率も上がるし満足度も上がるだろうなあ。不正対策(万引き対策)としては、RFIDのタグとかNFCタグとか付けるのか。その辺りの工夫は必要でしょうけど。
まだまだ現金決済が主流の日本では普及するにしても時間が掛かるだろうけど、一度利便性を覚えると網現金決済には戻れませんよね。ただ店舗側としては、仕入れとか当座の決済に現金が必要という事情もあって、大手以外の個人商店は小規模な薄利多売の店舗ではまだまだ敷居が高いかもしれない。でも、例えばこれまでのように店舗側へ現金決済する場合は、「〇〇%の手数料を引いて、月末に一週間前までの売上げを振り込む」みたいな場合に追加して、「ポイントであれば、即日アカウントに振込、そのポイントで(食材など)商品購入可能」みたいな囲い込みをしたらどうだろうか。しかも、ポイント制選択なら手数料は無しとか限りなく低くするとか。ポイントと現金の割合を50-50%2するみたいなオプションがあれば、実生活で現金が必要な場合にも困らないだろうし。10年ぐらい前だったか、電子マネーが(当時はSuicaとEdyとiD位だったかなぁ)始まった頃、その専用端末のコストとそれぞれの電子マネー毎に設置が必要というのが、大きな壁だったけれど、今では小型の共通端末もあるし、それがスマホ一つで何時でも何処でも使えるようになったら、結構導入に前向きになる人も増えるんじゃ無いだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿