2021年7月10日

堀の向こうから石を投げる

まぁ、それが野党、それが立憲民主党と言ってしまえばそれで終わりなんですが、 立憲民主党の安住国対委員長が、臨時国会を召集してバッハIOC会長を証人喚問に招致しろと要求したという記事。まぁ、臨時国会もバッハ氏の招致も実現することは無いと思うけれど、仮にバッハ氏の証人喚問が実現したら、一体どういう風に彼らは質問をするんだろうか。

これまでの証人喚問では、言葉汚く態度無礼で承認に対して質問を投げつけて、兎に角自分達の欲する回答が出るまで何度も質問を繰り返す無駄な時間を消耗してきただけ。それも、自分達は絶対に殴り返されないという立場だから、好き勝手出来たわけでそれがバッハ会長に対してとなると、かなり問題となるのでは。少なくとも、借りてきた猫以上にみっともない様子になりそうな気がするので、可能ならば一度は見てみたい気もするけれど、まぁその分日本の評価が世界的に下がることにもなるから、やっぱり無益な働き者は静かにして欲しい。

大体、バッハ氏招致するなら、先ずはその前に国内の責任者、小池東京都知事や丸川五輪大臣を招致して話を聞く方が先なんじゃ無いの。その上で、言行不一致があったとか、彼らの権限委譲の話が出てきたら、その時にはバッハ氏の話を聞くというのであればまだ分かるけれど。何か、出来もしない相手を引き合いに出し、それが大きな存在でもあるから、そう言う相手に対して戦っている自分達が格好いいだろう、と周りから看て貰いたいんでしょうね。堀の向こうの、どうしたって届かない距離から石を投げて「自分達は戦っている」と回りに格好だけ見せているだけだよなぁ。

この記事は無観客開催決定以前のものですが、五輪中止か延期とかそんな今更もうできもしないことをグダグダ言ってないで、無観客なら無観客でどの様に感染対策を進めるのか、その間の他のイベントも同様に扱うのか、違うならその場合の対策はどうするのかとか、無観客で営業に影響が出る飲食店や宿泊関係への手当や支援はどうするのか、そう言う内容で臨時国会なと閉会中審査を要求するなら、それならまだ野党として必要な事をやっているとみても良いけれど。あえて出来ない事を言いだして、それを拒否されることで、自分達は悪くないもん悪いのは拒否した相手だもん、と子どもが駄々をこねているような印象しか受けない。とあるネットで、「野党とメディアが黙れば、全て上手く行く」みたいな書込があったけれど、まさにその通りだろうなぁ。既に多人数でイベント開催している欧州は、ワクチン接種率は日本の何倍も先行しているけれど、それでも一日当たりの陽性者数や重傷者数は日本とは一桁違うくらい。彼らから見たら、なんでそれなのに無観客なのよと言うのが、正直な気持ちだと思う。

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