2021年6月14日

職域接種開始


職場単位の集団接種をする、職域接種の第一弾として、ANAが羽田空港で日曜日から始めたという記事。当初予定は今日からだったものが、一日前倒ししての開始で、同じくJALも今日から羽田空港でスタートする予定とのこと。全国でも同様に職場・大学など1000件以上の申請があり、900万人位の規模の接種が実行される予定とのことで、社会基盤の維持のためにも重要なので、是非進めて欲しいところ。

一部企業や大学などは、自社・自校の関係者だけで無く、近隣住民なども含めて接種する事も予定しているとのことで、 これにより更なる積み増しが期待出来ますね。選手ぐらいから、接種者数が一日100万人を超える件数が実施されていて、今月中に4000万人近く1回目の接種が実行されるんじゃ無いだろうか。

先ずは国際線路線のパイロットとCAさんが対象ということで、しかもパイロットは接種後48時間、CAさんは24時間勤務から外れる安全措置をとるようですが、その為の人員繰りと接種スケジュールとの兼ね合いが難しそう。特にパイロットは、B777が今事実上の急便状態なので、そちらのパイロットは余裕があるんだろうけど、代わりに主流となっているB787のパイロットは大変そう。

欧米と比べてスタートが遅いと批判されている日本のワクチン接種の状況ですが、接種済み人数も加速度的に増えていて、もしかすると一日当たり200万人位の接種も可能になってくるかもしれない。6月下旬となれば、2回目接種完了者数も、まずは1000万人を超えて、来月末の東京五輪開幕くらいのタイミングでは4000万人も夢では無さそうな気がしてきました。航空業界に続いて、JR/私鉄の地上交通系とか流通/宅配業界とか、どんどん広がっていって一日も早い免疫体制が構築されて欲しいですね。秋に向けて、段々とちょっと希望が見えてきた気がする。

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