2021年5月20日

Aterm WX6000HP再セットアップ (3)

一日の努力が水泡に帰してしまい、何とかニャンコ動画で命脈を維持した翌日(笑)。 まだ前日の徒労感というか絶望感というか虚無感が残るんですが、事実上Wi-Fiが使えない状態ではスマホやタブレット系のデバイスが使えないので、何とかしないといけません。先ずは駄目元で、無線ルータを再起動してみると、その直後はどのデバイスもWi-Fiアクセス出来るんですが、30分もするとiPhone8やタブレット類の接続が切れて、再接続しようとしても駄目。Xperia 5は、それでもWi-Fi接続を続けていましたが、何度かWi-Fi ON/OFFを繰り返したら、こちらもネット接続が喪失して、再接続出来ない状態に戻りました。

気持ち的には、またハードウェアリセットから綺麗にしてやりたいところですが、それも時間が掛かるし大変という事で、取りあえず前日の設定作業で所々保存している設定ファイルを利用して、ある時点までロールバックしてみることに。何処まで戻ろうか考えて、取りあえず5GHz帯設定完了時に戻してみることに。理由は、前日半日くらいこの設定で使用してみて、特に問題らしき症状には遭遇しなかったことと、対象デバイスのうちDuet君(Chromebook)以外は、5GHz帯を使用するので、可用性が一番高いだろうと想定してのこと。そこで、Atermの設定画面を呼び出して、保存してあった設定ファイルを読み込んで再設定し、無線ルーターが再起動完了するのを待ちます。

前日5GHz帯を使用する様に設定済みのデバイス(スマホ、タブレット、ThinkPad X13)の状況を確認すると、自動的に接続して居る物も有るし、そうでないものもあります。そうでないものは、意図的に設定画面からネット接続に入り、SSIDを選んでみるとパラメーター類は変えていないので、直ぐに「接続」と代わり、ネットワークアクセスが回復します。その場で、それぞれのデバイスでWi-Fi ON/OFFを間隔を明けて何度か繰り返してみますが、再接続をしてくれて特に問題なくネット接続が回復されます。まだ設定完了ではないけれど、日々の利用はこれでほぼカバー出来るので、暫く様子を見ることに。で、ホッとしたところで一つ思い出しました。実は前日設定をしているとき、オフィスマシンのThinkPad X13も取りあえずWi-Fi接続出来る事を確認。プロパティを見ると、ちゃんとWi-Fi6 (802.11ax)で接続し、リンクスピードも「1021/1021Mbos」出ています。ところが、仕事で使うVPN用アプリを起動すると「ネットワークに接続出来ない」とエラーになります。Chromeを起動すると、アクセス出来るサイトと出来ないサイトがあります。前日はそれ以外のところでてんやわんやだったので、後でまた確認しようとその時はスルーしたんですが、今回もう一度ThinkPad X13をWi-Fi接続にして試してみると、やはり同じ現象が発生します。状況だけ見ると、何かサイトのアクセス制限されているか、ポートのアクセス制限が掛かっているような印象。オフィスマシンは会社支給のシステムなので、会社の設定が適用されていて、会社支給のセキュリティソフトSymantec Endpoint Protectionが入っています。その設定を念のため確認したんですが、特に変なところはない。と言うか、有線なら普通に使えているわけですからね。で、「DNSが解決出来ない」というエラーメッセージを見て閃いたのは、多分TCP/IPの設定じゃないかということ。そこで、Wi-Fi カードのプロパティを開いてIPv4のTCP/IPのプロパティを開くと、やはりIP AddressとDNSが「自動」ではなく、特定の値が設定されていました。多分、最初に無線ルーターを設定していたときに適用されたのかな。それを、どちらも「自動で取得」にして保存すると、無事に問題解決。サイトアクセスも出来るようになり、VPN用アプリも機動出来ました。


その後、暫くWi-Fi接続でモバイルデバイスを使用してみましたが、スマホとDuet君に関しては一度外出して、外部のパプリックWi-Fiに接続し、また帰宅して自宅のWi-Fiにも再接続出来ます。さらにそのまま一晩経過していますが、今の所特に問題らしき物は無し。5GHz帯に関しては、ですから問題ないのですが、この後の2.4GHz帯の設定で何か不具合を誘発しているんでしょうね。ただ、Duet君に関して言えば、この時点で使用している2.4GHz帯のデフォルト設定で問題なく使用出来ています。SSIDやパスワード等この後変更するのですが、そうなると唯一デフォルトと異なる「ステルスSSID」の設定が何か誘発している可能性が高いの、うーむ不思議です。ステルスSSIDは、セキュリティ的に高くないという説明がGoogle先生は言うのだけれど、やはりサーチして見えるAPと、意図的にSSIDを入れないとアクセス出来ないSSIDでは、後者の方が僅かかもしれないけれど意味はあると思うんですよね。そりゃぁ、最初から狙って調べれば分かる物だろうけど、個人のこんな田舎のAPでそこまでやる人がいるとも思えないし。取りあえず、今後変更して何か問題が再発しても、ここまでロールバックすれば取りあえず最低限のWi-Fiアクセスは復帰出来る事は確認出来たので、また時間を見つけながら残りの設定を詰めていくことにします。(続く...)

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