2020年12月24日

INSTANT CASTING KIT


某「鉄腕!DASH!!」でも、DASH島に溶鉱炉まで作って鋳造をやろうとしていますが、金属を溶かすためには、何百℃という高温が必要で普通素人には中々出来ない作業。それを、融点が70℃の合金を使うことで、家庭でも簡単に鋳造作業を体験出来るキット「INSTANT CASTING KIT」なるものが大反響という記事

実は、最近「革の型押し」をやってみたいなぁと思うときがあって、簡単にはアルファベットの刻印を使って名前を型押しするとかから始まって、出来ればエンブレムみたいな物を型押しした物とか作ってみたいなと思って居たんですよね。ただ、その為にはそれなりに強度のある「押し型」を準備しないといけない。最初は木を彫ろうかとも思ったんですが、それだと細かな部分は表現が難しいし、精度も出無い。それなら、3Dプリンターで作ったらどうだろうとも思ったんですが、こちらも細かな部分は再現が難しそうだし、強度的にもどうだろうか悩んでいたところでした。その点、この製品を使用して金属製の型を作る事が出来れば、強度的には勿論、細部の表現も結構出来そう。

問題は、鋳造するためのベースの「型」をどう作るかですよね。既にある物を粘土に押しつけて型を作るなら良いけれど、全く無いものを木彫りにするか、何かで作らないといけない。でも、別に型押しに使うわけじゃ無いし、粘土で全体の型が取れればいいわけだから、それこそ木片などから削り出しで作ってもいいわけで、それなら時間は掛かるかもしれないけれど何とかなりそう。しかも、70℃で金属は溶解するから、失敗しても何度でもやり直しが出来そうだし。これ、金属だけでも販売してくれるんだろうか。もし金属だけ入手可能なら、それこそIDタグみたいな金属製のプレートみたいな物も自作できるから、自分用のIDタグを作って、バッグ等に付けても良いかも。融点が低いけれど、強度的には金属だからそれなりにあるだろうし。

あと、部品パーツみたいな物も作れそうですね。例えば、スマホ用のスタンドのベースを金属で作って、そこにプラスチックとか木材なんかを組み合わせてみるとか。そうなると、簡単なCADソフトとか使ってデザインして、それを3Dプリンターで元の型を製造し、それを型取りして鋳造する、みたいな事が普通に出来そう。何か、いろいろと可能性が膨らむキットだなぁ。現在は注文殺到で増産中とのことですが、少し落ち着いたら入手してみようかしらん。

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