リージョナルジェットの需用は、今後も広がっていくとは思うんですが、それまでMSJが持つのかどうなのか。親会社の三菱重工はCRJ事業を買収しているけれど、こちらにシフトしていくのだろうか。世界のリージョナルジェットは、事実上カナダのCRJ(ボンバルディア)と、ブラジルのエンブラエルに二分されていたけれど、エンブラエルもボーイングとの合併が駄目になったし、そう言う意味ではMSJに勝機もあったんですが、コロナ禍がなあ...
仮に、来年コロナ禍が有る程度落ち着いて、航空需用もそれなりに回復してくれば、より燃費効率が良い飛行機、より路線需用にマッチした小型機に対しての要求も出てくるんでしょうけど。理想を言えば、その間に型式証明取得とか出来ていれば、需要回復即発注という事も可能なんでしょうが、開発費も大きく制限されていて、10号機の完成度も低いとなったら、11号機を作ってということは無理だろうし。
ちょっと恐いのは、この間に中国の航空機メーカーが開発を進めて、現在は事実上中国国内でのみのビジネスが、もしかしたら世界に出てくるのかもしれない。簡単では無いけれど、彼らの場合は物量作戦でやるとなればコスト度外視で攻めてきますからね。価格も安く設定するだろうし。でも、搭乗するのは嫌だなぁ、精神的に耐えられ無さそう。
[2020年10月23日追記]
三菱重工は、このニュースを否定して居ますねぇ... 正式発表は30日なのかなぁ...
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