2020年10月25日

EVの時代と言うけれど

一応、LexusのUX200オーナーの一人としては、Lexusの新車それもUX系の新車情報には敏感になるんですが、このLexus初のEVモデル「UX300e」に関しては、ガッカリしたと言うよりは、「EV車は、まだまだだなぁ」という印象を強く受けてしまうんですよね。


確かに、近い将来ガソリン車はおろか、ハイブリッド車も消えて、EV車が主流というか、「車=EV」という時代になる事は確か。でも、今はまだ制限がある、言ってみれば「太陽光発電で自宅の電気需用を賄う」みたいな、理想的だけれど実は色々技術的制限があるものだなぁ、と。EV車に関しては、その車としての性能は問題無いと思うけれど、やはり一回の充電で走行できる走行距離の短さと、充電に必要な時間の長さがもっと改善されないと、なかなか乗り換えようという気持ちにはなれないんじゃないかと思います。

今回のUX300eの仕様では、航続距離はWLTCモードで「367km」となっていますが、基本往復走行だから、片道180km圏内が最大距離に。実際にはWLTCモードは有る程度最適条件での数値だから、実際にはそれよりも悪くなるだろうし、直感的には片道150km圏内が満充電状態で移動出来る範囲かな、と。例えば自宅からセントレアに行く場合、片道距離で230km位あるから、空港内の駐車場に充電設備があれば良いのですが、そうで無い場所に行く場合は帰れなくなってしまう。その充電時間も、急速充電で「約80分(全国に約6800基)」、普通充電で「約14時間(全国に15,000基)」となっています。ここで、充電設備が「基」となっているのは、例えば一箇所に5つあれば「5基」と言うのだろうから、「充電可能場所」となると、多分それらの基数の何分の一からでしょうね。それに対して、ガソリンスタンド数は、以前よりも半減しているとは言え、まだ28,000箇所位はあります。で、セントレアに急速充電設備あれば、残量30%位なので、40~50分位で満充電状態に、取りあえず帰宅出れば良いというのであれば20~30分位充電出来れば多分大丈夫でしょうけれど、到着して直ぐに充電出来るとは限らないだろうし、いろいろとリスクを抱えたドライブになるなぁと。

現行のガソリン車やPHV車が、満タン状態であれば大体550kmから600km台の走行が可能なので、やはりEVとは言えどもそれ位の走行距離が必要ではないかと。また、ガソリン供給なら満タンまで5分もあれば入れられるけれど、まぁEV充電にしても最低でも10分以内、理想はガソリン供給と同程度の手間と時間で満充電出来ないと、やはり安心出来ない。結局EVとしての利用範囲は、自宅からそんなに遠くない場所への移動で、かつ自宅に駐車している間に常に充電しておける設備が必要になる、と言えるのでは。それだったら、軽自動車タイプのサイズで、最大走行距離は200km程度で良いから、自宅での普通充電時間も、夜充電して朝までには満充電出来るくらい(8~10時間位)の性能になれば、それはセカンドカーとして、利用可能なのかなと思うんですけどね。欧州では、今後EV以外の車は認めないようになるらしく、そうなると充電環境や車自体の性能も向上すると思いますが、まだまだそう言う意識が薄い日本ではどうなんだろうか。バッテリー技術で言えば、家庭で太陽パネルを利用する場合に、非常時に一週間位利用出来るような充電装置が必要だと思っているんですが、それらも含めて何か画期的なバッテリー技術が生まれないと、なかなかEV車も厳しいと思いますねぇ。やはり、そこがブレイクスルーできるかどうかが、EVが今後主流になれるかどうかのポイントだよなぁと、いつも感じます。EVで先頭を走るステラが何かやるかなぁ。まぁ、バッテリーでは日本も優秀な企業が多いから、日本から画期的な製品が登場したら嬉しいのですが。

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