2020年10月22日

ネットの集合知

GoTo事務局の人件費に関しては、ごく一部の皆さんが新しいオモチャを見つけた子供状態で吹き上がっているんですが、直ぐさま専門家の検証記事が公開されたり、今回公開された日割り単価の価格は、実は東京都の労務単価と同じであるとか、その東京都の労務単価は国交省の委託単価を準用しているのだとか、あっと馬に検証されてしまう。

今回のGoToトラベル事務局の委託は、だから国交省が決定し令和2年3月から適用開始した価格に沿って決定されているわけで、事務局側には何の問題も無い話。「野党側は、それを知らなかったのだろうから仕方ない」と言うかもしれないけれど、それって結局は現在の労働環境を知らなかったという事にもなるわけで、それなのに労働問題を語るのって意味あるの、と小一時間。と言うか、彼らは「高い」と言っているのだから、何と比較して「高い」のか、それをしなかったことが最大の問題点。例えば「最低賃金と比較して」とか言うのであれば、じゃぁ今回の様にそれなりのレベルの技能が要求される職種でも、最低賃金で雇用するべきなのかと逆に質問したいし。

彼らは、以前にカップラーメンの価格を尋ねて、それを知らないことを責めていたり、女性パートの平均賃金でも同じように知らないことを非難したりしたけれど、そう言う枝葉末節な事には拘るくせに、肝心な労働単価に関して何も知らない買ったわけですよね。今回の件を例にするなら、今後同様の質問が出た場合には、「何のどんな規準を参考にして、その様に疑問を呈しておられるのですか」と、まずは相手の認識程度を確認するところからやらないと、また無駄に時間を浪費することになりますね。

さらに問題なのは、幾つかのマスコミ、メディアに関しても、本来彼らこそがそう言う事を検証して、必要ならば記事として報道するべきなのに、結局は週刊誌の記事から出た話を、そのままというか、場合によっては面白可笑しく取り上げて騒動の片棒を担いでいる。それに対して、ネット側では、まぁある意味お祭り的な野次馬的な興味半分という部分はあると思うけれど、でもちゃんと正しいなら正しい、間違っているなら間違っているという、それぞれそれなりの証拠とともに答えが出てくる。メディアが使う「Fact Check」という言葉ほど、最近は信用できない言葉は無いけれど、ネットで同様の意味で使われる「検証」という言葉は遙に信頼できることを、今回も証明されたという事ですよね。

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