傘の柄の所にスマホが付けられるこの製品、数日前に別の媒体記事で初めて見たんですが、その時に使用されていた写真が、この傘を差しながらの写真で、「をぃをぃ、雨の中傘を差してのながらスマホって、不味いんじゃ無いの」と先ず感じたところ。
これ、単に傘を差しながらスマホ利用出来るというだけでなく、自撮り棒代わりにしたり、畳んだ傘をバッグ等に入れれば、カメラスタンド的にも使える、アイデアは凄く面白いと思う商品。でも、一番肝心な場面での使用方法に関しては、個人的には大いに疑問を感じるところ。
それと、構造上仕方ないのだろうけど、雨の向きなんてクルクルかわるわけで、傘も差している間は動き回る物。そんな状態でスマホを見ていたら、スマホ画面だってグラグラ動いているだろうし、見ているだけと車酔いみたいな事にならないだろうか(笑)。それと、決定的なのはスマホ位置と目の位置の距離ですよね。多分多くの人は、もっと顔に近づけてスマホを利用するんじゃないだろうか。多分写真の場合だと、柄と顔の昼間くらいの位置。例えば、傘の支柱にラッチみたいな物を入れて、使用中の長さを短く出来たりすれば、案外解決出来るかもしれない。ただ、そうで無くても安全性が下がるような雨の中で、ますますそれに拍車を掛けるようなことにならなければ良いなぁという気はするんですが。
この製品だけじゃ無いんですが、やはり最近出てくる色々な商品って、何処かにスマホ利用を前提としているというか、スマホありきのデザインだったり機能提供だったりしていると強く感じます。昔の携帯(ガラケー)が普及して居たときも、例えばストラップとかそれなりに関連商品は出てきたけれど、今のスマホほど爆発的に波及した記憶は無い。それに近い商品も、思い浮かばない。でも、こんな商品を見ていたり、自分の生活状況をふと見回してみたりすると、知らないうちにスマホが中心というか、一つの核とまでいうと言いすぎかもしれないけれど、かなり重要に位置になっているなと感じます。しかも、それがこう言う生活製品みたいな一般的なものまで波及しているところに、やはりこの流れはこのままどんどん加速して広がるんだなみたいな印象を強く感じています。
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