NHKの記事なんですが、内容的にはこれまで自分が感じていたことと同様なのでビックリはしないけれど、具体的証拠として出してきたからには、それなりに信憑性が有る話のはず。と言う事は、これを利用して与党を追求しようとしている野党としては、全くの逆効果というか、自分達が自殺の原因として追及される立場になるのでは?
一番大きいのは、安倍前総理や鴻池氏等関係者からの関係をキッパリ否定しているところで、これが「嘘」というのであればよほどの証拠を持ってこないと駄目なんじゃないだろうか。それに、「8億円」の根拠も、大坂航空局からの試算といっているわけで、このあたりは隣接する野田公園の売却の時にも確か出ていた話だったと思うのですが。
で、決定的なのは、「野党から突っ込まれることを消したい」という、あの当時の過激な追求プレッシャーが原因と言っているわけで、野党とかそれに乗っかったメディアはどう説明するのだろうか。多分、当時の与党の対応が不十分だったから我々も強く追求せざるを得ず、その責任は与党にある、位は言いそうだけれど。確かに、問題の中心は当時の近畿理財局なんだろうけど、結局それを大きくしていった責任の一端は、あの当時の野党側の過激なパフォーマンスにもあると思うし、それを大々的に取り上げて面白可笑しく伝えていたメディアにあると思う。ある意味、ハラスメント的な問題にも近い気がする。
記事の最後に、自殺された赤木氏が修正履歴など残しているという事なので、それを丹念に追跡してどの様な指示があったのか、あるいはどこからどの様に変化したのか、そう言う構造を再構築していくしかないですよね。その場合は、当時の責任者であった佐川氏の責任とかも、再度検証されることも有るかもしれないし、場合によっては財務省の関連部局とか、そこからの連帯責任・管理責任で麻生大臣の責任、と言う話にまで行くかもしれない。ただ、仮にそこまでいっても亡くなった人が戻るわけでは無いわけで、それだけが空しいですよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿