2020年9月30日

神戸遊覧飛行 by FDA

 A380の保存措置対策として始まった気がする「遊覧飛行」ビジネス。FDAも、富士山周遊飛行(前回は天候不良で北アルプス周遊へ変更)を行ったけれど、今度は神戸上空の遊覧飛行をするという記事。遊覧飛行だけで無く、着陸後に神戸港からのディナークルーズのオプションもあるみたいで、なかなか良さげな内容。地方からの集客も考えていて、FDAの路線がある青森と松本からは、神戸宿泊のオプションも用意されていて、さらにGo To トラベルの対象にもなるので、料金的にもかなりお得な印象。

日本での「遊覧飛行」となると、「初日の出フライト」が一番馴染みがあると思うんですが、このコロナ禍で通常運航が制限される中収益の大きな柱になりそう。もともとFDAは、チャーター便やこの手の遊覧飛行をやっていたし、小回りのきく機材もあるから結構良いかもしれない。日本の場合、殆どの都道府県に空港があるから(※空港の無いのは、栃木県、群馬県、埼玉県、神奈川県、山梨県、岐阜県、三重県、滋賀県、京都府、奈良県)、上手く利用すれば地方活性化とも絡めて、案外面白いビジネスになるかもしれない。少し前には、「七つ星」など豪華観光列車による旅がブームになったけれど、あれの飛行機も含めたバージョンで、国内をぐるっと回るというのも面白いかもしれない。勿論、お安くは無いだろうけど。

あと、このコロナ禍で国内線運航も多くが運休していて、日本の空がそこそこ空いていることも、こう言う周遊フライトが出来る理由なんでしょうね。国内線に国際線がガンガン飛んでいる以前の日常に、通常の空路とは異なる空路を飛行する飛行機が突然飛んできたら、やはりビックリするんじゃ無いだろうか。まぁ、だからこその航空管制なんだろうけど、でも自分のような飛行機好きにとっては、これを機会に単に拠点間往復では無いフライトが誕生したら、ちょっと興味が沸きます。勿論、それを利用したら、マイルもポイントも通常通り付けて欲しいけれど(笑)。

厳しい状況はまだまだ続くだろうし、多分国内線需用がそれなりに回復するのは早くても年末年始の帰省シーズンからでしょうね。国際線も、徐々に制限を解除していく話が出ているけれど、仮にコロナ禍の状況が下がりつつある状態なら、年明けくらいから個人旅行も制限が緩やかになるだろうけど。今は、新型コロナウイルスもそうだけれど、今シーズンのインフルエンザも心配ですが、個人的には去年から今年初めの頃のように、余りはやらないんじゃ無いかと思っているんですが。とにかく、海外旅行に関しては、東京2020を7月から開催するという前提で、多分色々な組織や団体は3月位から動き出して5月位から以前と同等程度にもどる、というか戻らせるんじゃ無いかという予想。まだまだ我慢の日は続きますね。

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