2020年9月1日

スモーキン・ブギ

「スモーキン・ブギ」なんて書いても、殆どの人は「何じゃ、それ」状態でしょうね(笑)。もう50年近く前にヒットした、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド(これも、死語か)のヒット曲ですが、このニュースを聞いたときに真っ先に思い浮かんだのが、この曲。

4月以降喫煙とされている衆院議員会館事務所内で喫煙を続けていたことが、何故かばれてしまい釈明した立憲民主党の枝野代表。で、記事にはコメントが書かれていますが、これって言い訳にもなっていませんよね。
「制度を明確に認識し、厳格に運用する認識が甘かったと反省している」
 日頃「立憲主義」とか言いながらも、小さな法律、小さなルールなら守らなくても良いと思っているんだろうか。「厳格に運用する認識が甘かった」と言っているけれど、厳格も何も、単に「タバコを吸わない」という至極簡単な話なわけで、厳格とか言う以前の話。
「おそらく(事務所内で喫煙する)議員が多く、徹底されていなかった側面が間違いなくある」
さらに、他の議員も喫煙していたから自分も良かれと思ってやってしまった、と言うのだろうか。徹底されていなかったから、自分もやってしまったと言うのだろうか。仮にも野党第一党のリーダーなわけで、本来なら「ヘビースモーカーの枝野氏ですら、禁煙ルールを守っている」と模範を見せるべき存在のはずなのに、「みんながやっているから」というのは理由にもならない。

仮に、これ立場が変わって与党の重要閣僚なり著名議員がやっていたとしたら、格好の攻撃材料になるでしょうね。議員犯罪というと、今も裁判が進んでいる河井案里議員の買収問題とか、大きな事が話題になりがちだけれど、こう言う常識的なことすら出来ない人達に憲政を任せても良いのか、素朴に疑問を感じますよね。枝野氏は、最近はちょっと聞かないけれど以前は好んで「真っ当な政治」というフレーズを多用していたけれど、その「真っ当」の意味は「いい加減な部分が無く、しっかりしていること」。小さな事だから大義の前に見過ごしていた、という言い訳も生まれるかもしれないけれど、今の様子を見ていると、その大義もいい加減だから小さな事になど構っていられない、と言う気がしますね。

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