2020年9月23日

藤井二冠のパソコン (2)


暫く前に話題になった、藤井聡太二冠のパソコン問題(笑)。我慢できずに、AMDのThreadripper 3990Xを購入したらしい。価格は約50万円と、下手なパソコン数台分(笑)。で、全体の予算は70万円もかかっていないと記事には書かれているんですが、メモリー256GBでしょ? 64GB DDR4だと1枚3~4万円だから、4枚差して12~16万円で、ほぼ予算に到達するんだけれど。マザーボードは3990X対応のものが何種類かあるらしいのですが、大体4~5万円位かなぁ。ケースにPSUは以前のものを流用するとして、あとは高速のSSDを手持にするのか新規に購入するのか。まぁ、ざっくり足し算すると、CPU、メモリー、マザボで70万円前後なのは確かですが。

将棋ソフトに関しては詳しくないのですが、単体のPCでぶん回す方式が多いのだろうか。複数台のパソコンを接続して、分散処理して最適値の探索をするようなソフトは、まだ開発されていないのかな。何手も先の相手の駒の動きを、何千万何億という可能性を探索しながら推測するような処理こそ、分散型で処理した方が楽かもしれない。最も最近のソフト(OS)の場合は、仮想化して複数マシンを並列処理することが出来るから、仮想的に分散処理をしているのかもしれない。それなら、わざわざ複数のハードウェアをネットワークで結んで行くよりは、強力なPC上に仮想的に組んだ方が効率的なのだろうか。多分個人でやる場合は、ネットワーク部分がネックになるのかな。普通に考えたら、ギガビットで繋ぐしかないし、NICを10Gbにしても、そんなに高速化されないだろうし。

短い記事だけれど、藤井聡太二冠のパソコン好きが良く分かる気がする。AMDとしては、スポンサー契約、藤井二冠本人は無理としても、将棋連盟と結んでもいいんじゃないの(笑)。で、そうなるとIntelも負けじと強力なシステムを提案してきたりして。あまりお金のことは言いたくないけれど、多少の無駄遣いをしても困らないくらいのお金は手元に有るだろうから、是非「パソコン少年」の本領発揮をして、モンスター級のシステムを組んで欲しいなぁ。ただ、そっちに熱中してしまうと将棋研究が疎かになってしまうのは困るけれど。藤井聡太人気で、パソコンも復権してきたりして(それは無い)。

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