昨日こんなことを書いたからか、15日の浜松市は全国最高気温の39.7度を記録。昨日も書いたように、浜松市で最高気温を記録するのは、大体は山間部の天竜区(旧天竜市)での記録なんですが、昨日の「39.7度」は市街地というか、浜松市のど真ん中の中区でも記録されてビックリ。さらに今朝の天気予報では、今日は浜松市でも40度を超えるかもしれない恐ろしいことを言っていて、実は今日は法事で朝からお昼過ぎまで出かけなきゃいけないのに、どうすれば良いのか...
「40度」というと、体温の平熱を遙かに超えていて、風邪とかよほど重篤にならないと経験しないような温度。昔、アメリカのフロリダに有る研究所に何度か出張していたとき、フロリダですから夏場は地獄のような暑さになり、華氏で言えば100度(約38度)越えなんて当たり前。宿泊していたホテル(キッチン付の長期滞在用)にはプールが設備されていましたが、「110度(華氏)以上になったら使用禁止」みたいな注意書きがあって、「そんなに気温上がるかよ」と最初は笑っていたけれど、簡単に110度(約43度)を超えてビックリしたことがあります。暑さ慣れしているはずの現地の人も、朝と夕方位からしか外に出てこないし。このあたりは公共交通機関はバスくらいしか無くて、殆どの人が車移動なんだけれど、中にはクーラーが壊れているのか、窓を全開で走っている人も多く、大丈夫なのか他人事ながら心配になったりしました。ただ、現地の気候は、気温は高くても湿度は低いから、実はそんなに不快じゃ無い。汗もかくけれど、結構直ぐに乾燥するし、カラッとしているので、無理に運動とかしないのであれば何とか過ごすことが出来たのは幸いでした。
で、日本の夏は「蒸し暑い」のが難点。フロリダで38度とか経験して日本に戻ってくると、日本は32度とか33度位なんだけれど、明らかに「蒸し暑い」し空気が重い。フロリダなんて、直ぐに大西洋側に出られるようなビーチに近い場所だったんですが、湿度は多分30%位。一方で日本は、この時期の湿度は60%とか70%とかが普通でしょう。フロリダだけで無く、その後も旅行や出張で東海岸、中部地域、山岳地域、西海岸、ハワイとそれぞれのタイムゾーンの場所にそれなりに行った経験がありますが、あのハワイですら「蒸し暑い」という感覚は無くて、いかに日本の気候特に夏の気候が異常に感じられるのか、改めて感じました。実際、会社ではフィリピンとかインドとかから来ているエンジニアも沢山いますが、彼らですら「日本の夏は蒸し暑い」と大変そうなんですからね。そこに来て、最近では気温が35度、36度、そしてとうとう40度という状況ですから、もう言葉も出ません。
国内の最高気温は、2018年7付23日に埼玉県の熊谷市で記録された「41.1度」。ざっと歴代の記録を見ると、2018年に記録された物が多いように見えますが、そう言えば二年前も酷暑が話題になり、オリンピックどうするんだみたいな話もあったなぁ。で、猛暑の翌年は冷夏になると期待したら、2019年もそこそこ暑くて、だから今年は平年並みだろうと思ったら、さらに記録更新を狙うような状況だし。その、最高気温の記録の下に、国内の最低気温の記録ランキングがあるんですが、最低気温は「-41度」ですかぁ。最高と最低気温の差は80度以上あるんですが、勿論同一地域での差ではないので、例えば浜松市の場合氷点下に下がることは先ず無いけれど、天竜区などは山間部で寒い地域だから、冬場は氷点下になる事もあるから、そうなると一年間で50度位の差が生まれることになります。ノホホンと育ってきた自分なんかは、「何でそんなところに済んでいるのか」と不思議に思うこともありましたが、それが「故郷」というものなんでしょうね。さて、今日は法事中に倒れないように、しっかり水分補給をして出かけねば。
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