進化だコロナウイルスの影響を受けている企業や産業は多いのですが、その最たるものの一つ航空業界。大手のJALやANAは勿論、それ以外の中堅航空会社やリージョナルジェットも大変。それでも、国内線に関しては、やっと運休・減便体制が解除されつつあり、来月からはかなり以前に近い状態に戻ることが期待されます。逆に言えば、国際線が半数を占めるJAL/ANAは、国際線が再開されるまではまだまだ厳しい状態が続くという事。
そんな中で、夏のボーナス削減を予定しているJALが、それとは別に全社員に対して平均一人15万円の特別支援金を支給するという記事。対象社員数は、約3万6千人と言う事で、総額では50億円規模になるとのこと。令和2年の第一四半期(1~3月期)は195億円の赤字が見込まれ、さらには進化だコロナウイルスの影響に対しての支援金なども要請しているだけに、この50億円は問題とされるかもしれないけれど、それでも社員への支援を削るだけでは付いてこないだろうし、やはり出すべき所には手当をするべきだろうなぁ。
実は、弊社も先日夏のボーナス支給があり、有りがたいことに昨年並みの金額が支給されて個人的にはホッと一息。新型コロナウイルスが万円し始めた4月初めの頃には、今年のボーナスは定額(インセンティブや業績過給部分無し)という話が一時回ってきていて、「えー、となると大変だなぁ」と思っていたんですが、いざ蓋を開けてみたらインセンティブ分も加味されている金額が支給。総額では、昨年分よりも少し下がったものの、それでもこの時期にこれだけの物を頂けたら有りがたい。昨年は、その夏のボーナス+αで、人生初の新車購入をしましたが、今年は自宅の改修とか色々細かい物入りが続くので、それで何となく消えてしまいそうな雰囲気... いつも、それなりの金額が入ってくるときに限って、それなり以上のお金が出ていくのは何故だろうか。不思議だ。
実際に経済的支援という目的が一番大きいのだと思いますが、それ以上に精神的支援というかモチベーションアップに繋がりますよね、こう言う支援は。これまでも、独自に支援金を配布した企業とか仕事が無くてもいつも通りに給料を支給して有能な社員を維持するような話は幾つかあったけれど、苦しい時だから会社側が努力するのは大切だと思う。只、そうは言っても会社も大変なわけで、その為の資金調達をどうするのか、日頃からその為のお金を準備しておくのも経営的には非効率になるだろうし、なかなか難しいと思いますね。いずれにしても、お金の動きは人の動きで作られもので、その最たる航空業界が元の状態に戻るにはまだまだ時間が掛かることは事実。JAL/ANAは勿論、世界の航空業界がサバイバルしていてまだまだ大変な時期は続くと思うんですが、以前のように自由に旅行できる日が早く戻ることを祈るばかりです。
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