2020年6月3日

やはり理由があった

週末の渋谷署前での、トルコ・クルド人による差別反対のデモですが、その発端となった警察の取り締まりについて、こんな話が。新聞報道などでは、警察の一方的な暴力的行為みたいな内容だったけれど、どうも其れ以前に交通違反行為があり、かつ交通量の激しい道路の中での行動だったのが理由と言って良いかも。

その渋谷のデモを支援していた立憲民主党の副幹事長が、拡散されている映像前後の状況を確認しているのですが、これどう見ても被害者と言われているクルド人男性の落ち度と言えるのでは。強いて警察側のミスを言うなら、無免許運転であったのに指導警告にした理由が不明な点でしょうか。そのままさらに無免許で運転していったとは思えないので、同乗者が運転するというような理由で開放したのかもしれないけれど。ただ、「指導警告」という事は本来課せられるべき罰金も取らなかったんだろうか。その当たり、外国人と言う事で甘い対応になったとしたら、それは警察側の対応を批判する必要があるかも。いずれにしても、警察車両がこの男性の車を停止させた理由もはっきりしているし、外に出たのは男性が逃亡しようとしたのが理由だし、それを押さえつけたのは周りが危険な状態だからと言うのも理解出来る。

ここまでの情報は、政党の役職者だから警察から提供された情報なんだろうか。いゃ、一般の問合せには個解凍しないだろうけど、例えば新聞社の記者などが問い合わせても同じように回答が得られるとしたら、先の新聞記事の内容はそう言う背景取材や裏付け取材もせずに記事にした一方的な内容になるわけで、それって「メディア」と言えるのだろうか、と言う疑問が。多分、その警察に取り締まられた話は、その時点ではニュースにもなっていないんじゃ無いだろうか。今回の渋谷署前でのデモで、その理由が違法な取り調べという説明のために、「実は一週間前に」みたいな感じで始めて取り上げられたんだろうけど、何か不自然というかちぐはぐな印象が漂う感じ。

警察も含めて、権力側が常に正しい、全て正しいなんて言うつもりは無いけれど、少なくとも日本では公に認められた「権力」を持っている組織や人物が、好き勝手に乱用できるような社会では無いことも事実。確かに、警察に関しても不祥事や問題が発生する場合もあるけれど、そう言うことはごく一部な訳で、殆どの警察組織や警察官は本来の業務を粛々と進めていることも事実。そう言う意味では、同時期にアメリカで発生している暴力的な取り調べ行為とあえて並べて日本で批判行為をすることの方が、何か恣意的な行動と感じますよね。実際、どう言う関係があるのか分からないけれど、暴力的な行動を容認している団体の旗を掲げてデモをしていたりするわけだし、その中には野党第一党の議員なども含まれていることの方が、私は異常に感じるのだけれど。毎日新聞社、あるいは記事を書いた(記名記事ですからね)記者氏には、是非さらなる調査取材を勧めて、背景をちゃんと説明したフォローをして欲しいでね。まぁ、そんなことやらないだろうけど。

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