2020年6月3日

制度化「在宅勤務」

新型コロナウイルス後の「在宅勤務」に関しての記事。うちの会社も、6月14日までリモートワークの予定を一週間繰り上げて7日までとして、8日からは新しい「勤務形態」をスタートする事に。「新しい日常」という事で、これまでのように全員リモートワークとか、其れ以前の基本オフィス勤務の両極端の勤務形態から、真ん中と言うよりは結構リモートワークよりの提案が出されました。

仕事の内容に寄って色々ニーズは異なるので、1) 100%オフィスでの勤務、2) 半分くらいオフィス、残りはリモート、3) 基本リモート、の3パターンを課単位で選択(複数選択有り)して、会社としてリモートワークの割合を半分以上にするというもの。1) の人も、可能ならリモートワークをしてもいいし、3) の人が出社して仕事するのも可能だけれど、出来るだけやりやすいやり方を継続して生産性を上げましょうというのがメッセージ。私は、3) で基本リモートワーク何ですが、折角なのでこれまでの週一のオフィスへの新幹線通勤も、今後は減らそうかと思案中。季節によって波がある職種では無く、その時その時で突発的仕事が入る事もあるし、先の予定を立てづらい仕事内容なので、リモートワークで自由度が高いほうが有りがたい事も事実。

ただ、今回実感したのは、これまでもリモートワーク中心の生活ではあったけれど、「毎週金曜日」という、何というか海軍の金曜日カレーみたいなイベントがあったので、それでリズムが作れていたし、気持ち程度だけれど外に出て気分転換や体調管理みたいな事もあったんですが、それが出来なくなると心も体もダメになりそう。実際、4月の中旬に新幹線通勤をして、その後G.W.も挟んでこれまでほぼ自宅から出ないような生活が続いていますが、G.W.に入ったくらいに、流石にこれは拙いだろうと、少しずつでも体を動かし始めましたが、やはり思いついたときやるというのは駄目ですよね。強制的に、定期的に何かやるようなモードにしないと、先ず心のリズムが崩れて、その後本当に体調が悪くなってくる。オフィスワークに賛否はあると思うけれど、生活のリズムを作るという意味では、通勤時間というのも、適度であれば重要だなぁと思います。

先日、社内でリモートワークの様子を紹介する機会みたいなのがあったんですが、有る程度の時間の融通が利くとか、服装に気を遣わなくて良いとか、メリットはあるんですが、例えばネットワークの準備、作業場所の準備、会社からテスト機を持ってきてそれを遣う環境設定とか、まぁ開発という仕事だという事も有るけれど、結構自宅とか個人に対しての新規の負担も増えている気がします。先日も、うちの会社は交通費などは領収書や記載した書類を、オンラインでもPDFで送付するけれど、現物も生産部門に送らないといけない。社内だと、社内メールに放り込めば終わりなんですが、今回は会社に行けないので、担当部門宛にそれら必要書類・PDFを自宅で用意をして郵送することに。リモートワークでも、印鑑を押印するために出社するというジレンマが指摘されたけれど、こう言う部分も「えっ?」と感じる所の一つ。リモートワークというのは、ある意味現実世界と分離した世界で仕事や生活する事だとも言えると思うんですが、それでも俗世間との繋がりは切れないところが、何となく「人生」みたいなものを感じさせられる(笑)。

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