本体とモニターが一体化した"All-in-One"型のパソコンとか、最近では珍しく無いし、確かMicrosoft当たりが机型のパソコンのサンプルみたいな物を作っていたけれど、これは「机型のPCケース」。価格が、20万円以上するというのはなかなかのものだけれど、うーんどれくらいの人が利用するのだろうか。
「省スペース」という意味では便利かもしれない。机の上はモニターとキーボード・マウスで済みますしね。ただ、記事を見ると、机の前後に結構な数のファン(排気口)が装備されていて、そのノイズはどうなんだという疑問が。さらに、どうもエアフローは、机の下面から空気を吸い込んで、それを机の前後面から外に排気するようになっているみたいだけれど、寒い時期は足下に空気が環流して寒そう。それに夏の時期は、排気がお腹当たりに吹き付けるわけで大丈夫なのか。
内部を見ると、かなり容量があって空間が広く空いているみたいですが、その場合CPUとかGPUとか発熱体回りのエアフローってどの程度確保されるんだろうか。PCケースって、それなりに閉じた空間であるので、内部配置を工夫をして、吸気から排気のエアフローを特定のデバイス向けにデザインして、効率よく空冷出来るようにしているんですが、こうだだっ広いとよほど大量に空気を流さないと、効率よく冷却できないんじゃ無いかと疑問も。いっその事、内部に水冷装置を設けて見るのもアリなんじゃ無いかと。同机を配置するかにもよるけれど、吸気口、排気口の位置によっては、机回りのエアフローが上手く動作せずに、廃熱が滞留したり、吸気が十分に出来なかったりしそう。
自宅で使うのは一寸疑問だけれど、仕事で作業エリアとか実験室で使うのは良いかも。机内部に、パソコンは勿論、実験装置などを置いておけば、机の上に置いて邪魔になることも無いし、何かのミスで落としたりすることも減るだろうし。写真を見ると、内部にアクセスするのは天板を取り外すしかないみたいですが、サイドが相手内部にアクセスできるようになるとか、天分も半分ずつとか、そんな風に出来たら作業台としてはかなり利用価値があるかも。あっ、ただ金属製だと作業内容によってはNGかなぁ。いずれにしても、価格が最大のハードルかも。
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