2020年6月6日

夜明け

プロ野球にサッカーに、その他のプロスポーツが徐々に6月からの試合開催を発表するなか、日本のフットボールも、これまで出されていた活動自粛要請を解除して、各チームの判断での活動再開が出来るようになりました。とは言っても、いきなりチーム練習は無理で、まずは個人練習中心に参加人数も制限した状態でスタートして、様子を見ながら徐々に人数を増やしていくんでしょうね。今後の社会情勢にも寄るんでしょうけど、チーム全員が集まって練習できるようになるのは、やはり7月に入ってからでしょうね。

今の所秋のスケジュールはまだ発表されていなくて、取りあえず10月の何処かからスタートすることだけは決まっているような様子。その為、試合数が半減することは確実で、言ってみれば短期集中型のシーズンをどう戦うかが重要。特に、最初の試合での勝利は必須でしょうから、どれだけスタートダッシュが上手く出来るかが、この10月のシーズン開幕までの最大のテーマになりそう。となると、シーズンスタートが10月の初めになるのか、中旬になるのか、下旬になるのか、それ位が決まらないとそれに合わせた練習スケジュールを組むのも難しそう。

通常の場合だと、6月中旬のパールボウル終了とともに春シーズンが一旦終わり、半月から一月弱くらいのオフの後、7月中旬くらいから秋のリーグ戦に向けてチーム活動が再開。8月にシーズン向けのプレー等の調整をして、8月最後の週末か9月初めからシーズンが開始されて、以後ほぼ二週間インターバルでリーグ戦が開催されます。単純に一月スタートが遅れるとすると、8月中旬から下旬にかけてチーム練習がスタートして、9月にリーグ戦に向けてのインストールがされることになりますが、それも春のシーズンに有る程度の積み重ねが出来ていることが前提だから、今シーズンはかなり変則的な予定になりそう。なんと言っても、3月位から十分に体も動かせていないわけだから、7月中はそういう部分の回復が最大の目的になるんでしょうね。8月は、もしかしたら合宿形式みたいな感じで集中的に今シーズンのプレーインストールとか、新人選手の選択もしないといけない。選手登録も、確か昨年は6月の中旬でしたが、今年は8月一杯位まで猶予されるんだろうか。7月中となると、かなり厳しいんじゃ無いだろうか。

多分、どのチームも協会の解除を受けてこれからチームスケジュール等を組み立ててどうやって秋のリーグ戦に向けて作り上げていくか、コーチやスタッフは忙しい時間になるんでしょうね。一番の問題は、本来春の間に出来ていたであろう基礎体力などが、まだかなり低いままだろうし、選手間でのばらつきも大きいんじゃ無いだろうか。観客的にはパールボウルの数試合が春の楽しみですが、観客からは見えないチームの基礎作りという意味で春シーズンは重要だろうから、それをどう取り戻していくのか苦労するところでしょうね。ところで、各チーム、いきなり10月からの試合から始めるのだろうか。練習試合とか、合同スクリメージみたいな形で、8月とか9月あたりにチラ見せみたいなことをやってくれたら個人的には嬉しいのだけれど。

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