韓国で騒動になっている、所謂元慰安婦に対しての寄付金や支援金をめぐる疑惑に関しての報道。本来は、元慰安婦支援のために寄せられた寄付金などが、それを扱う団体が横取りして別目的に流用して居たと言うことで、その元慰安婦や施設職員などから暴露されている。
所謂「慰安婦問題」は日本でも大きな騒動になった話なので、日本のメディアも取り上げているけれど、どうも色々なメディアの報道を聞く限りでは、日本でも時々ある支援団体や組織が寄付金を横取りしたと言う事象に矮小化されている気がする。問題の本質はそこでは無くて、今回の騒動の中で、これまで元慰安婦として様々な場所で日本を批判していた元慰安婦自身が実はそれは欺瞞だった、嘘だったと言うようなことを発言しているのに、そちらの話は報道されない。今回支援団体の不正を暴露した元慰安婦と言う女性も、今年91歳なのに慰安婦として16歳の時に連れ去られたと言っている訳で、逆算すると日本の敗戦濃厚な終戦近い時期に連れ去られたことになる。その後も、会見の度に話の内容が変わっていたりして、戦中戦後に苦労したことは同情するけれど、その主張に関しては信用できないと思う。
さらに今回の場合は、実は慰安婦として連れ去られたのは自分の知り合いで自分は慰安婦では無いとか、寄付金目的のために今の身分を作られたみたいな事も言いだしているようで、そうなるともうこれまでの韓国や関連団体の主張は全く信用できないことに。所謂慰安婦問題が騒がれ始めた当時は、現社民党党首の福島瑞穂氏や朝日新聞の記者などが盛んにこの話題を取り上げて、徐々に社会問題から国際問題へと拡大させて、それに伴ってそれらの存在感も大きくなって、ある意味利益に繋がったとも言えるわけで、となれば彼らの説明責任も再度求められるのでは。特に福島議員を初めとした当時の関係者は、ちゃんと納得のいくまでの説明責任を是非実行して欲しいですよね。日頃他者に要求していることなんですから、ご自身に関してのことはとことん説明しなくてはこれまで発言や行動全てが疑わしいことになる。
当事者である朝日新聞や、そのお仲間の毎日新聞が積極的にこの話題を取り上げるとは思えないけれど、確かにそんな様子は見られない。慰安婦報道に関しては、以前誤報で有ったと言う事で謝罪はしているけれど、その後はそんなことは無かったような感じで報道を続けている。というか、「誤報」なのか「虚報」なのか「捏造」なのか、その辺りを納得いくまで説明するのが、報道機関としての義務だと思うけれど、まぁそれ以外の福島絡みの報道とか色々見て同じ事を何度も繰り返していることを見れば、そんな気持ちはさらさら無いことは明らかですからね。韓国の責任が大きいことは言うまでも無いけれど、それと同じくらい大きい日本側の責任に関しても、今しっかりと検証する事が必要なのでは。
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