2020年6月16日

否定されたデモ

先月渋谷署前で行われた、トルコのクルド人に対しての警察取り締まりに対しての反対デモ。それに対して、「一般社団法人 日本クルド文化協会」なる名称のFBが、このデモに関して全く関係無い旨を表明。


似たような名称の「一般社団法人 日本クルド友好協会」なる団体も存在していて、こちらは日本・トルコの関係者が参加しているそれなりの組織らしい。そこのFBからもシェアされているから、それなりに認知されている団体だと思うのだけれど、そこがキッパリと「無関係のデモ」と言い切っているわけだから、その意味は大きいと思います。

例によって、以下略ちゃんのまとめに詳しいのだけれど、今回もそう言う背景調査をせずに、単に「警察=暴力、被害者外国人=弱者」という思い込みだけでメディアが記事にしたり、野党議員とは言え国会議員がデモに参加しているというのは、「軽率のそしり」以前の話じゃないだろうか。さらに言えば、このデモが切っ掛けになって、その後アメリカの黒人男性が亡くなった事件のデモも日本で拡散しているけれど、あれも含めて本来の差別とか不要な暴力反対という意図から、どんどん外れていく内容が拡散されている気がする。例によって、最初に騒いだメディアや国会議員は、このまま何も無かったかのようにフェードアウトしていくんだろうけど、そう言う無関心さなのか、何か意図的な行動なのか、そう言うものこそが差別を助長していくし、不要な分断を煽っていく一番の原因だと思う。

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