UA等、米系の航空会社ではすでに実施している、搭乗時のマスク着用義務化ですが、ANAも国内線・国際線での着用を義務化し、6月1日からは搭乗拒否もあり得るとのこと。1~2時間位の国内線なら我慢できそうですが、何時間も機内に缶詰になる国際線では大変そう。特に、例えば太平洋路線などは、機内で就寝するのが普通だろうから、その時もマスク着用したままとなると、呼吸も大変そうだし、寝ているうちにマスクが外れることもあるだろうし。
流石に、隣の席で「げほんげほん」されていたら、こちらも「えっ!」なりますが、普通に座っているだけなら機内換気もされているし、そんなに敏感になる事も無いのかなという気も。少なくとも、電車の中とかよりは、空気は清浄だと思う。とは言っても、こういう状況では、物理的な飛沫感染防止とともに、精神的な安心感というか、そう言うものも含めて暫くは「エチケット」というかマスクは必須になりそう。それに合わせて、これまではマスクが購入出来なくて販売店を周遊する「マスクパトロール」が問題だったけれど、最近ではマスク着用を確認する「マスクパトロール/マスク警察」なるものが増えているとか。うーん、何だろうなぁ、何か趣旨が違うというか、意味が違うだろうという気が。
日本人にとっては「マスク」というのは昔から馴染みのある物の一つで、私も子供の頃は風邪を引くとガーゼのマスクを使用したもの。それから暫くして、花粉症対策として、今度は寒い風邪が流行る時期以外でも多くの人がマスクを着用するようになり、それが「日本の風物詩」みたいな感じで、訪日観光客は珍しがりましたが、最近では普通に欧米でもマスク着用の姿が見られるようになり、ほぼ世界でも見慣れた光景になりつつあるんですが、問題なのはこれからの着せ「夏」。しかも、今年の夏は例年以上に「猛暑」になりそうという予報も。マスク好きな日本でも、流石に真夏にマスクをする人はそんなに多くはないですよね。何か蒸れやすさを解決する「清涼マスク」みたいな物も発売されるようですが、それって通気性確保のために肝心な飛沫の防御効果はどうなるんだろうか。ゴアテックス製マスクなんかだと良さそうだけれど、お値段は結構高くなりそう。
私は、マスクにしても洋服にしても、体を拘束されるような感じの物は好きじゃ無いので、例えば防止は被らない、スカーフ類は勿論マフラー類もそんなに好きじゃ無い、タートルネックは嫌い、ピチッとした感じよりもゆったりゆとりのある洋服やパンツが好き、なので、この夏は勿論出来れば次の秋冬春シーズンにもマスクはもう使いたくないというのが正直なところ。ただ、やはり新型コロナウイルスのワクチンなり特効薬ができてこない限りは、日本は勿論、海外でもこれからはマスクが前提になるんだろうか。個人的には、やはり「バンダナ」の復権を期待したいところですよね(笑)。最近ではお洒落なデザインのマスクも増えてきているけれど、個人的にはそれならバンダナの方が格好いいかなぁという気が。有る程度寒くなってきたら、ネックウォーマーという手もありますよね。口元を覆うとか、顔の下半分が隠れるということで、私は全くしないけれど女性は勿論男性でもお化粧をする人は、これから大変かも。それに対応して、化粧品メーカーがマスクに強い化粧品とか、化粧を落とさないマスクとか、何か色々と派生商品が展開されてきそうですね。それはそれで「マスク特需」なのかもしれない。
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