2020年4月22日

都合の良い理由

意識してなのか無意識なのか分からないけれど、取りあえず都合の良い理由を見つけて、それに全責任をおっかぶせることで説明したと思っていたとしたら、何でもかんでも安倍政権が悪いで済まそうとする体質に納得出来たりするなぁ。

確かに元所属議員である、高井崇志議員の素行が問題であり、だから党籍を除籍したことは事実だけれど、其れ以前に行き当たりばったりというか、党としての政策が見えない、行動は相手(=与党)を罵るだけで具体的な政策は見えない、発言は数日たてば180度ひっくり返るほど信頼性が無いとか、もう政党の体を成していない感じ。仮にも、野党第一党で、一時は10%前後の政党支持率があった政党だけれど、流石にそんないい加減な行為が7年とか続けば、以前は支持していた人も離れるでしょうね。で、どんどん支持者が離れていき、残っているのはより過激に支持支援する人他だけだから、政党としての行動もますます過激化してくるような気がする。少なくとも、政策提案力では国民民主党のそれも玉木代表の方がまだ現実的だし、期待が持てる。立憲民主党は、枝野代表に蓮舫副代表にこの福山幹事長と、もう昨日言ったことが今日は変わっているし信頼できないし、それが明日になったらどうなるか誰も分からない、位のいい加減さですしね。

直近の政党支持率調査では、以前は10%位あったところでは半分以下に落ち、このFNN系列では7.7%が3.7%と半分以下まで下降。与党自民党も下がって入るけれど、40%近くある政党支持率が数%落ちるのと、10%有るかないかの政党が数%落ちるのでは、全く意味が違うわけで、その影響という意味では立憲民主党はもっと真剣に対応を考えなきゃいけないのに、出てきた回答が「一人の議員のセクキャバ通い」というのではなぁ... 余りメディアには出ていないけれど、別のLGBTを標榜する所属議員が、夜中の2時過ぎに歌舞伎町で酔っ払って警察官にくだ巻いたという話も出ているわけで、それも高井議員同様この時期に何やってんの事案になるわけだけれど、そんなに追求しないのね > メディア。ある意味、高井議員の行動は決して誉められた物じゃ無いけれど、まぁ営業している店舗に入店したという話であるのに対して、もう一人の議員の行動は、国会議員という立場を利用して公権力に対して圧力を掛けているわけで、それは議員の権力乱用に繋がるんじゃ無いかの。こちらの方が、政治家としての資質を考えるなら、より深刻だし危険だと思う。

早く支給を始めろと言いながら、審議時間を短縮するのは怪しからんと言い、ならば審議拒否だと本末転倒な事を言い出す。マスクの製造元不明が怪しからん、コストが怪しいと今一番忙しいだろう厚労省に余計な負担を掛ける。12兆円の配布の話をしているときに、その0.数%の予算のしかも既に執行されている事象の事を持ち出して今する重要性がどれたけ有るのか。疑義があるなら、先ず必要なアクションをするべきでは。この件で厚労省に手間を掛けている社民党の福島瑞穂氏は、そんなことをやっている暇があるなら、今回の一律10万円支給でもまだ困る人達の声を吸い上げて、第二弾、第三弾の支援をいち早く実現する方が優先順位は高いと思わないのだろうか。今に始まったことでは無いけれど、国民を助けることよりも、与党の失点を引き出すことしか考えていないから、どんどん支持率が下がっていくことを理解しないと。まぁ、理解出来ないからいつも同じ事を繰り返して、衰退しているんだろうけど。

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