2020年2月19日

一つの成果

長い間横浜で隔離状態だったDiamond Princess号の乗客で、陰性の検査結果だった人達が今日から下船開始。約4,000人ちかい乗客乗員のうち、結果的に500名位の感染者が発生し、さらには支援に入った医療関係者も感染するなど、素人ながらも何故この船でそんなに感染が広まるのか不思議な感じも。ただ、陰性反応で一足早くチャーター機で帰国したアメリカ人乗客の中には、機内で陽性反応が出た乗客がいて、その人達を機内で隔離して移動したみたいで、もしかしたら今回「陰性」ではあったけれど、後日「陽性」反応が検出される乗客も出てくるのかもしれない。

今回の新型コロナウィルスは、蔦駅いる限りでは、陽性でも無反応の人も多くいて、その場合はどう言う扱いになるのだろうか。本来なら、船外に出ても、さらに何日かは隔離された環境で様子を見る方が良いのだろうけど、ここまで長い間狭い船内に閉じ込められていた人を、さらに何日も隔離するというのは、その当事者にしたら堪らないでしょうね。さらに、実際に陽性反応が出ていればまだしも、その時点で陰性であれば隔離する理由も無いわけだし。今後どの様に感染が国内で広がっていくか分からないけれど、これで尾張では無く、ここから次のステージが始まるくらいの考えでいないと、今回の感染も終わらないことだけは確か。

感染拡大回避のために、東京マラソンで一般参加者を取りやめたり、集会やコンサードなども自粛する方向に。弊社も、そう言う会合への参加の制限や、国内外での移動に関しての注意を先週出しているけれど、経済活動に対しての影響はさらに大きくて、先日発表された10-12月期のGDP -1.6%の落ち込み(年率で-6.3%)が、この1-3月期ではさらに深刻になる事は各自な様子。本来なら、予算だけで無く、補正予算や国債の新規発行等財政出動も考えて、先ずは経済の下支えや倒産など回避するような政策を緊急に進めないといけない。でも、そんなことは知ったこっちゃ無い特定野党は、言葉尻を捉えて言った言わないで国会を止めているし、それが正義だと、国民のためだと言ってはばからない。予算審議に関して、「与党は野党にお願いする立場」と言った某有名議員がいましたが、いゃそうじゃないだろう。行政府の政府が、立法府の国会に承認を求めているわけだから、その国会の一部が仕事をしないのであれば、残った議員が粛々と進めれば良いだけの話し。野党も与党も、「一国会議員」であることに変わりは無いわけだから。

民主党時代に、その無能さを露呈した当時の与党議員が、今は野党議員になり、少しは反省と経験からまともな野党になるかと思ったら、当時以上に劣化しているのは何故なんだろうか。勿論、中には地元の細野豪志議員のように、ある意味変な縛りから解き放たれると、国民を向いた行動をする人もいるから、個人の資質というよりは組織として問題があるのかもしれないけれど、でも別に催眠術に掛かっているわけでもあるまいし、やはりここの言動を見ていると、「この人どうしちゃったの」と頭を抱えざるを得ない場合が殆ど。一昨日、昨日と、総理の発言が気に食わないと勝手に委員会を休止させ、肝心の予算も新型コロナウィルス対策も、一向に埒が明かない。野党は「強行採決」と言うだろうけど、非常事態を認識せずに職場放棄している人達のことは無視して、残った与党と一部野党で必要な事をどんどん進めるべき。その後で、正すところは正すように意見すればいいわけだし、そう言うTPOが分からない素人議員は、逆に国会から消えている今こそが、本来の意味での国政が進められる環境じゃ無いだろうか。

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