2020年2月20日

難しい復帰時期

新型コロナウィルス対策で、コンサートや大規模なイベント等が、中止、延期、規模縮小等の対策を取っています。東京マラソンも、一般参加者は今回不参加で、オリンピツク予選も兼ねているので、招待選手等200名だけでレースをするらしい。ゴルフも、無観客試合をするとか。となると、春の甲子園とか大相撲とか、オリンピック前に開催される大きな大会はかなり影響しそう。Jリーグだって開幕するし、Xリーグも... いゃ、パールボウル予選は観客が少ないから問題ないか(マテ)。

経済的問題や、特に選考会なども兼ねていると、単に中止するだけにも行かず、この2月3月は厳しいとしても、4月位からは何とかして欲しいかも。特に4月は、入学式とか入社式もあるし。だから難しいのは、「いつ、再開するか」ですよね。何を持ってして、新型コロナウィルスの影響が無くなった、安全という事を宣言するのか、出来るかの。例えば、新規感染者がゼロになる日が二週間続いたらとか、何か定量的な判断材料が必要になりますが、その根拠をどう決めるにしても新しい事象ですからね。仮に、その後何かあると、またどうでも良いような野党が「どうして解禁した」とか、言いたいことだけ言う切っ掛けになるだけだろうし。

今回新型コロナウィルスが中国で感染が分かり始めたとき、周辺国では直ぐに党外地区だけで無く中国からの入国を制限したけれど、日本は武漢と湖北省からの入国を制限。その判断があまかったと、今は批判されてはいるけれど、でもあの頃の様子・状況を思い返してみると、党外地区と周辺だけという判断もあったかなぁと。なんせ、感染力は弱いという話でしたからね。それを、中国全土としてしまうと、今回800名弱のチャーター機での帰国者だったものが、場合によっては何千、何万という規模になっていたかもしれないし。

悩ましいのは、元に戻すタイミングを、日本と中国、どちらが早いのか、と言う事じゃ無いでしょうかねぇ。仮に中国よりも日本が先に解除すると、何でだという話になるし、同じ理由で日本が中国よりも後だと、何が問題だと言われるだろうし。かといって、同時刻同タイミングとするわけにも行かないだろうし。国内の解除のタイミングと、中国からの入国者の扱い、そのタイミングもどうするのか、色々微妙なタイミングばかりですよね。4月に国賓として訪日予定の習近平主席の訪日予定が予定通りなら、その前というのが一つの目安になりそうだけれど、それだって後から「訪日に合わせて無理矢理解除した」とか言われそうだし。訪日が延期になれば、またそれも理由なりそうだし。まだまだ前途多難ですが、一番重要なのは自分達が普通の生活を続ける、うがい、手洗い、マスク着用という普通の事を継続することなんですよね。それが再開の一番の早道なんだろうな。

0 件のコメント:

コメントを投稿