2020年2月7日

コンコル土

地元静岡県を中心に店舗展開しているパチンコ店「コンコルド」。私はギャンブル系はやらないし、パチンコ屋はたばこ臭いので入ったことは無いのですが、このコンコルド、TV-CMがユニークなので昔から有名。私も、10数年前に浜松に戻るまで知りませんでしたが、当時は女優の深浦加奈子さんがお母さん役の、家族ドラマ風のCMを流していて、結構この女優さんが好きだったのでCMも好きだったんですが、その翌年くらいに急逝されて、次の都市からがらっとメンバーが替わったCMになったんですが、そこから何て言うか前衛的というかアバンギャルド(これはCMの中でも言っている)な内容にどんどん傾倒していった気がする。

で、そのコンコルドの最新のCMがこれなんですが、某環境活動家の少女をパロっている。

いやぁ、ここまでやったら怒られるぞ、多分(笑)。この会社、うちの近くにも大きなお店があるんですが、多分県内でも最大規模のパチンコチェーン。親会社は、藤枝市にあって、それ以外の事業もやっているみたいだけれど、正直パチンコ以外のお店には馴染みがありません。でも、グループ全体で1000億円位の売上げがあるというのは知らなかったけれど、なかなかの規模だとビックリです。で、今回調べていてさらに驚いたのが、やはり最近TV-CMでよく見る、フィギュアスケーターの本田望結さんが登場する、室内栽培のレタス「808ファクトリー」も、このグループの起業ということ。いゃぁ、全然芸風が違う(マテ)。さらに、以前、道端アンジェリカさんがウェディングドレス姿で登場していた、結婚式場の「Blossomole」も、ここのグループらしく、二度ビックリ。なるほど、1000億円を売り上げる企業グループともなると、多様性多面性が重要ということなんですね(マテ)。

地方に行くと、その地方ローカルなCMは色々あって、それこそ紙芝居的なものから、結構凝ったものまで千差万別。勿論、それなりにお金を掛ければ、それなりに良いものが出来るだろうけど、だから取って売上げに直結するとも限らない。個人的には、このコンコルドのCMは、店名を連呼はするけれど、「コンコルド=パチンコ店」という事を知らない人には、何なのかも分からない(パチンコを想像させるシーンは、多分一瞬も登場しない)。それでも、もう20年位手を変え品を変えてTV-CMをわざわざ作って流しているのは、やはりそれだけのリターンがあるからなんでしょうね。そうそう、同じパチンコ店繋がりで、浜松が本社の某パチンコチェーンも検索してみたら、こちらは店舗数ではコンコルドに負けるけれど、売上高は倍近い1800億円以上売り上げていて、国内チェーンのTop 10に入っていてビックリ。ここの会社の社長令嬢が高校の後輩だったはず何だけれど、惜しいことをした(をぃ)。

個人的には、パチンコやそれに関連するギャンブルは、今話題になっているIR事業のカジノ事情以上に「ギャンブル」だと思っているし、まぁ世の中から消えても良いことの一つくらいの印象だけれど、業界全体で何兆円規模の売上げがある「基幹産業」的な存在であることも事実。ただ、日がな一日パチンコ台の前に座って、パチンコ玉を弾くだけの事に何の生産性も生まれないだろうし、三店方式とか、何か腑に落ちない仕組みで運営されているのは、それだけ色々な柵や裏の話があるんだろうなと。どうせなら、例えばフィットネスと組み合わせて、バイクを1時間漕いだら出玉率が変わるとか、玉を打ち出すレバーを、バーベルと連動させて、一回ベンチプレスするごとに玉が出るようにするとか、無理矢理でも健康維持、体力増進と結びつけたら、案外面白いビジネスになるかも。まぁ、それ以前によく聞く、子供が自動車や自宅に置き去りにされて、親がパチンコを打っている間に亡くなる見たいな、ある意味「殺人」に近い事だけは許せないけれど。

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