2020年2月28日

休校要請

大規模なイベントや集会の自粛要請に続いて、今度は全国の公立小学校、中学校、高校、特別支援学校について、3月2日から春休みまでの臨時休校を行うように要請した政府。ここ1~2週間で大規模な拡散を不正で、感染拡大のピークをなんとしても抑えたい意図は理解出来るものの、かなり大胆な施策。政府自身の決定というよりは、日本医師会からの要望に基づいての要請なので、場合によってはその地域独自の対策を考えても良いのだろうけど、社会活動や経済活動への影響も大きいでしょうね。実際、感染者が国内で最も多い北海道では、道内の学校を休校にしたために、職場に出勤できない看護師さんが増えて、診察を停止する病院も出たとか。今回の措置を日光した場合、同様の問題に直面する地域や職場も増えるだろうから、何らかの対策も一緒に提言しないといけないでしょうね。例えば、特別休暇みたいなものを政府の保証付きで提案するとか。
Yahooに感染関連情報のまとめが掲載されていて、そこに掲載されている国内・国外の感染者数の推移を見ると、国外は増加率がなだらかになりピークを迎えつつあるように見える一方、国内の感染者数は間だ増加傾向にあり、ここからピークが伸びそうな雰囲気も。今回の新型コロナウィルスは、潜伏期間が長そうで、したがって今回のイベント自粛や学校休校の効果がでるのも、もう少し先だけれど、出来れば来週中くらいにピークか下がる傾向が出てくれば、ちょっと安心出来る気もするんですが。

こちらに掲載されている新型コロナウィルスの都道府県別感染者数のグラフを見ると、北海道が圧倒的に多い。感染元と思われる中国からの訪日客が多いことも理由なんだろうけど、それならそれで、やはり人気の関西での感染者数がそれほどでも無いことが不思議。東京や周辺の千葉・神奈川とか、やはり人口密集地の愛知県が多いことも、それなりに訪問者数が多いからとは思われるけれど、それなら同じような状況の吸収、特に福岡あたりはもっと感染者が増えてもおかしくない。そう言う意味では、今回の休校要請も、まずは首都圏と愛知県を中心に大規模に行い、その様子を見ながら他の地域も春休みを前倒しにする等の対応をするのが一番影響も少なく、効果も大きいんじゃ無いだろうか。

少し前の記事で、新型コロナウィルスの遺伝子解析をしたところ、実はこの新型コロナウィルスは既に何度か日本に侵入してきていた形跡があるということで、実はこれまで風邪とかインフルエンザとして処理されてきた症状の中にも、それなりの件数でこの新型コロナウィルスのケースがあったんじゃ無いかという気がしますよね。そう言う意味では、今回の大々的な対策とは別にして、やはり普通に基本的な対策、うがい、手洗い、マスク、それに適度な運動、睡眠、栄養補給、という普通の対策が一番効果的なんだろうな、と。大体、特効薬とかワクチンが無い以上、日本源の治癒力で直すしか無いわけで、となれば健康第一。免疫力が衰えている高齢者こそ、体調変化での検査や治療を優先するべきだし、その為にはドクターホッピング見たいな事を止めて、医療機関のリソースをちゃんと残すことを考えないと。メディアの報道にしても、そう言う点をもっと言うべきだと思うけれど、何となく不安を煽り、感染者に対しての差別を助長するような報道しか見えないし。この新型コロナウィルスは、湿度に弱くどうも高い気温にも弱そうなので、来週にかけての雨の予報からの気温上昇は、ある意味福音になるかも。特効薬は、冷静な国民の理解と対応でしょうね。

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