- 協力者や妻が数週間前から事前に準備を進めていた
- クリスマスパーティーで楽団がゴーン氏の(日本の)自宅を訪問しており、この時に楽器ケース(機材ケース?)に紛れて脱出したらしい
- その後関西空港へ移動し、プライベートジェット機に、その楽器ケースに入ったまま搭乗
- 関空からトルコ(イスタンブール)経由で、レバノンのベイルートへプライベートジェットを乗り継いで移動
X線検査機に掛けられないものは、多分蓋を開けるとか、金属探知機で検査するんだろうけど、金属探知機だけなら、金属製の物を身につけていなければ発見できないでしょうしね。これが普通の航空会社のフライトなら、機内持ち込みのサイズにも制限があるから絶対に無理だろうけど、プライベートジェットとなると、何を持ち込もうとそれは自由だろうから。あと、これはあくまで勝手な想像ですが、プライベートジェットを利用するのは、それなりに社会的地位がある、富裕層、と言う事だろうから、要求も我が儘になるだろうし、場合によっては空港会社の責任問題にもなることも有るかもしれない。そう言う意味で、これまでも検査が有る程度甘いことも合ったのかもしれない。そこにつけ込まれた、と言う事なんだろうか。
「誰の責任」というと、なかなか難しいのだけれど、確実なのは、この件で裁判所は保釈許可を出しにくくなるだろうし、それ故に今後同様の判断で保釈を必要としている人が迷惑を被るだろうという事。もう一つは、関西空港という、日本でもトップクラスの空港で、みすみす密出国を許してしまったという管理の甘さ。これが、地方空港ならまだ分からないでも無いのですが、関空ですからねぇ。地方空港では、行き先などから目立つから、有る程度紛れる位の規模のある空港で、でも管理に甘さがありそうな所というような判断で選ばれたんだろうか。いずれにしても、今回初めてこう言うスキームを作って成功したと思うには、余りに都合良く上手くいきすぎている気がします。もしかしたら、実は過去に同様のスキームで人の出入りをサポートした事のある集団が支援していたのかもしれない。となると、さらに問題は大きくなる気がしますが、来週明け位からでしょうか、本格的に調査が始まるのは。海外だと、場合によっては足などにGPS付のセンサーが装着されて、24時間居場所が分かるようになっていたと思いますが、日本もそう言う仕組みの導入が、今回の件で進むのかもしれない。
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