2019年12月14日

SuperShuttle LAX撤退

いゃぁ、ビックリしました。コメント欄で教えていただいた、米国シャトルサービス会社のSuperShuttleが、Los Angeles空港の配送サービスから、年内で撤退するという記事。いゃ、別に私の記事が引き金になった分けじゃ無いと思うけれど(笑)。

元ネタのLos Angeles Timesの記事に書かれていますが、Uber/Lftyが当地でサービスを始めた2016年上半期と比較して、今期上半期でSuperShuttle等のシェアバンサービスは2/3に減り、同様に空港と市内の目的地を結ぶバスサービス(FlyAway)も2/3に減少。タクシーに至っては、39%の落ち込みで、レンタカー会社や駐車場へのシャトルサービスも20%の減少。逆にUber/Lftyは倍以上増加している。個人的に意外だったのは、シェアバンやタクシーが減るのは分かるんですが、レンタカーや駐車場への無料送迎まで減っているというのは、もう空港まで自家用車で来て飛行機を利用するというスタイルも変わってきているんですね。

San Francisco、Boston、Seattle、Chicago (O'Hear)、JFK等、自分が知っている空港ではそれらの空港は地下鉄に直結しているので、まだ影響は無いのかもしれないけれど、結局は手軽さと利便性を考えると、既存のタクシーや乗合バスなどのサービスが置き換わっていくのは確実でしょうね。空港によっては、Uber/Lfty等のピックアップ場所を駐車場とかターミナルから離れた場所に隔離して、空港と契約しているシャトルサービスのみピックアップ出来るように優遇しているところもあるけれど、だからと言って積極的にシャトルバン・バスを利用する理由にはならない気がします。

Uber/Lftyの最近のサービスでは、同方向へ行く人複数で1台をシェアする方法(その分料金が少し安い)だったり、同行者を途中で降ろして貰ったり(予めDrop Positionの指定が出来る)と、ニーズに合わせて進化しているのを見てびっくりしました。シェア方式では、AIを使って最適化しようとしているという記事も見たけれど、なんかカーシェアリングの理解をどんどん超越している気がします。あと、今回もちょっと気になったけれど、極端な話車一台で誰でも参入出来るから、ドライバーの質というか安心感は以前よりも下がってきている気がします。利用した時にドライバーを評価出来るけれど、其れ以前に採用するときに有る程度の品質を維持するようなこともこれからは必要かも。いずれにしても、「地球の歩き方」は修正が必要になるなぁ(えっ?)。

2 件のコメント:

  1. LAXにおけるシェアバン・サービスには、30年ほど前に忘れられない嫌な思い出がありまして。スーパーシャトルでないやつをうっかり利用したら、とんでもない目にあったんです。

    SSもそれなりに困ったサービスではありましたが、なにせLAでは重宝してました。LAXの公共交通サービスはご存知の通り、酷いものですから。

    8月のTorranceではLyft大活躍でしたが、LLの記事にある通り、LAXでのピックアップが問題で。これからはPRIMETIMEかな。1度使ったことあるけど、普通に良かったです。この時はカルバー・シティのホテルだったので、1番に降ろしてもらえたし。

    しかし本当に、世の中の進化はすごいですね(笑)。アメリカは昔からすごいし、今はやはり中国がすごい。日本は相変わらずガラパゴス。didi日本、素人ドライバーは呼べませんからね。。

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    1. 私は、先日のWashington D.C.でのトラブルを除けば、Super Shuttleも、それ以外の会社(HawaiiのRobertsとか、OrlandoのMearsとか)でも特にトラブルも、そんなに不満は無かったのですが、やはり時代はUber/Lftyかなぁと再認識しました。ただ記事にも書きましたが、どんどんドライバーが参入してくるので、やはり以前と比べてドライバーや使用車の品質は一寸下降気味かなとも。日本のタクシー会社もDiDi-Japan 同様、都内だとJapanTaxiとか、Uber/Lfty様のアプリ導入をしていて、そこそこ使い勝手は良くなっていますが、肝心の台数が少ないので捕まらないときもあり、結局は数か質かという事になっていくのがもどかしい気もします。

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