2019年12月13日

関空更新

関西空港のT1を改修して、年間4000万人体勢を目指すという記事。AMC Diamondの国内線フライトでも利用したことはあるけれど、調べてみたら最後は3年前。国際線(=UAのSFO線)に至っては、9年前(!)が最後ですかぁ... 成田、羽田に続いて、自分にとっては三番目に利用している(はず?)の空港だけれど、米国線がほとんど無いので、やはり利用頻度は落ちますよね。セントレアも、一番近い空港だったからUAのSFO線がある時は優先的に利用しようとしたけれど、撤退した後は、逆に近すぎる空港なので国内線利用もなかなかままならない状態だし。関空の場合、空港と新大阪駅の移動が、成田-東京と時間的には同じ位だけれど、密度で言えば成田-東京の数分の一だから、その分使い勝手が悪い。さらに、浜松起点に考えると、浜松から新大阪への移動はまだしも、新大阪から浜松への移動が実質的に1時間に1本のひかり号に絞られるので、こちらも使い勝手が悪い。

閑話休題。羽田空港のターミナル拡張工事がほぼ終わり、来年の3月から供用開始になり、成田も新C滑走路の増設に加えて、新しいターミナル建設などの計画も出てきて、となると関西空港としても黙っているわけには行かない(笑)。関西空港の場合、中国や韓国、さらには東南アジアからも結構利用者が増えているから、ある意味当然と言えば当然ですが。

改修工事は、まずは国内線ターミナル部分を増絶して、そこに既存の国内線部分を移動。空いた場所に国際線部分を増設して、全体の動線を整理するという感じ。2025年開催の、大阪万博までに間に合わせるといので、結構期間的には短い感じですが、新規増設が国内線ターミナル部分だけだから、それでも間に合うのかな。記事にも書かれていますが、今の関西空港は、左右に一直線に伸びたデザインのターミナル(T1)の中央部分に国内線エリアがあり、その左右に国際線エリアがある、一寸分断された配置。多分、国内線と国際線、相互の乗り継ぎを意識した配置なんでしょうけど、関西空港への国内線移設が結局は伊丹が残ってそんなに進んでいないので、余り意味が無くなってしまいましたしね。

そう言う意味では、やはり国内線、国際線はそれぞれ分離して、スッキリした方が良いと思う。アメリカみたいに、出国時審査が無くて、同一ターミナル内で国内線から国際線への乗り継ぎが出来るならまだしも、今は必ず出国審査が必要になりますからね。ただ、顔認証でチェックインから出国審査、さらにはボーディングまで管理できるようになれば、途中顔認証ゲートを通過することで、出国審査まで済ませるような仕組みも出来るかもしれない。いずれにしても、新しいターミナルが出来たら、一度位は体験してみたいけれど。

0 件のコメント:

コメントを投稿