来年3月末から始まる夏ダイヤに合わせて、羽田空港の現在の第二ターミナルに国際線エリアが増設され、それに対応して現在の国際線ターミナルが「第三ターミナル」と名称が変更されます。その名称変更が行われるのは、2020年3月29日からですが、それよりも二週間ほど早く、空港に乗り入れている京急と東京モノレールが、羽田空港内の駅名を3月14日から変更するという記事。
その変更内容のうち一番大きいのは、現在の「国際線ターミナル」を「第三ターミナル」にする事ですが、なんで同時に変更しないのだろうか。多分、二週間の間は車内アナウンスなどでフォローするんだろうけど、海外の人が"International Terminal Station"と覚えていたのに、"Terminal Three"と聞いても分からないと思うのだけれど。暫くは混乱しそう。まぁ、「成田」と「羽田」を間違えてパニックになるよりは、まだまだ可愛い勘違いだろうけど。でも、当事者にとっては大きな問題でしょうね。特にコミュケーションに困るだろう海外の人にとっては。
肝心の羽田国際線ターミナルは、新しくスポットが2つ追加されて、それに伴って北側のゲート番号が振り直されて今月初めから供用開始されていますが、この部分も5年程前に拡張された部分な訳で、早晩さらなる拡張が必要になるじゃ無いだろうか。第二ターミナル側の国際線部分は、最大で7ゲート増えるので、そこそこな数ですよね。やっぱり、ANAの国際線が中心なんだろうけど、どう言う配分になるんだろうか。あと、到着便中心なのか、出発便中心なのかも気になるところ。まぁ、詳細は年明けでしょうけど、来年のフライトは、夏ダイヤもあるから、羽田空港利用中心にこれまで以上になりそう。ANA利用であっても、UA利用であっても。
成田空港を利用すると、やはり設備の古さを羽田と比べて感じるんですが、直ぐに変えるというわけにも行かないから何ともしようがない。ただ、羽田が良くも悪くもどんどん変わっている中、成田はそれ以上のスピード感で変わらないと、駄目なのは明白。色々障害がまだ残っているのも分かるんですが、有る程度強制力を持って進めないと、あと10年もしたら取り返せない位の差が生まれてしまいそう。その時には、空港の位置付け自体が羽田、成田で変わっているかも。
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