2019年12月1日

審議拒否、即復活

「桜を見る会」絡みで、納得のいく説明があるまで審議拒否といって、28日に早くも冬休みに入ったと思ったら、よく29日には「一定の回答が得られた」として即復帰。いゃいゃ、その「一定の回答」って何だよ。

大体、事の発端である、共産党が出席者の照会をしたその日に出席者名簿が廃棄されたという問題も、4月22日にシュレッダーの予約をしていたメールが見つかり、その時点で5月9日の予約が決定していたわけで、それと照会との関係は、偶然としか言いようが無い。さらに、販社勢力を招待したということでも、具体的にどう言う販社勢力が招待されたかは明らかにされていない。逆に、以前の鳩山政権時の桜を見る会でも、そういう人の出入りがあったと言われ、さらにここの議員のパーティなどでも、そう言う類の人との写真がどんどん発掘され、ブーメランが変えるばかり。さらに、破綻したジャパンライフ関係でも、野党関係者が同社の後援会などに出席していたり、さらには2000万円近い寄付を受け取っていた議員がいたりと、どんどん旗色が悪くなる。で、世間は、相も変わらず休むことだけ考えている野党には批判しか出てこない。

野党にしても、どうせ最初から分かっていての審議拒否なんだけれど、たった一日というか実質半日(?)での復活は、自らその真偽拒否の軽さを証明しているような物で、これから益々その手は使えなくなる切っ掛けを作ったようなもの。何か、全てに裏目に出ている気がするけれど、結局は彼らの行動にちゃんとした裏付けというか、理由付けというか、肝心な物が無いからなんでしょうね。野党関連のインタビュー記事でも、実はそう言うことは分かっているんだけれど、メディアで取り上げられて、多少なりとも政権批判に繋がれば良いみたいな、何て言うか本末転倒な意図で行動しているから、益々信用がおけなくなる。

と言うか、メディアにしても、権力の監視機関を自認するなら、そう言うことをちゃんと批判して、やるべき事はやる、調べるべきことは調べる、本当に伝えるべきことは何なのか、もっと報道機関としての「矜持」みたいな物を示すべきだと思うけれど、そんなことは微塵も感じていない雰囲気。記事には「国民の批判にも耐えられなくなり」みたいなことを書いているけれど、じゃぁメディアとしての考えはどうなのか、と。国民をダシにして、遠回しに言うようことをやめて欲しいなぁ。ある意味、メディアとして卑怯な手段ですよね、他人の言わせるというのは。まぁ、野党が復帰しても、結局はまた根も葉もないことを枝葉末節に取り上げて時間を浪費するだけだから、本当は休んでいたままで、どんどん真偽を進めて可決するのが国民のためなんですけどね。また、休みには行った方が、野党の支持率はアップするんじゃないだろうか(笑)。


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