昨日、「国内シーズン終了」と開始待ったんですが、その昨日日曜日には残りの試合が開催されていて、それが実に熱い試合で、ネット配信をちょっと斜め見するつもりが、がっつり嵌まってしまいました。
まずはリーグ1位・2位決定戦となる、全勝同士の試合。実力有るチーム同士のタイなので、どうしてもディフェンス戦となり、前半は13-7とまぁ同点くらいの感覚で折り返します。3Qは無得点のまま試合は最終4Qに入ると、TDが入り13-14と逆転。しかし、4Q終盤にFGが入り、16-14と再逆転。最後にFGを蹴り込めば、16-17と逆転できる訳で、そのゲームプランでゴール前に進み、残り2秒でのFGチャンス。万事休すと思ったところ、ラインを割って入った選手がボールをブロックして試合終了。16-14で前年のチャンピオンチームが勝利するという劇的な幕切れ。いゃぁ、負けた方はこの試合何度もキック失敗していたので、なんでその準備を最後の最後一番重要なときにしっかり整えないのか、そこが疑問。個人的には、スペシャルチームコーチのミスだと思うなぁ...
で、続く試合は、言い方は悪いのですが対照的に7位・8位決定戦。今季1勝5敗のチームと0勝6敗のチーム同士の対戦で、勝てばリーグ7位、負ければ8位で入替戦が待っています。下馬評では、まだ勝ち星は無いものの6敗チームの方がこれまでの実績も実力もあり有利と思われていたんですが、序盤は0-14とリードされ、それでも14-14と同点にして折返し、意地を見せます。後半は、3Qに2TDを奪い28-14とリード。このまま4Qも押していくかと思ったら、2TDを奪われ、さらに2点コンバージョンも決められて、28-29と逆転されてしまいます。これで焦りが出たのか、プレーの精度が下がり、さらにダメ押しのTDも奪われて、28-36と、ここまで全敗チームが最後の最後に値千金の1勝を上げて、リーグ戦最終戦を飾るという、こちらもドラマチックな展開でもうお腹満腹。
敗れて入替戦が決定してチームは、以前は優勝経験もあるチームで、決して実力的には劣っていない。ただ、ここ数年のリーグ全体の様子を見ると、凄く底上げされてきているので、トップのチームは除けば、3位以下のチームの力の差は、昔のように大量得点で大勝・大敗することはかなり少なくなってきていて、一寸したモメンタムさえ掴めば、勝利することも決して不思議では無い。うちのチームも数年前はそんな感じで、そこから一気に頂点を狙える所まで来ましたが、今年はそんな油断が出たのかガクッと低迷。それを教訓に、来シーズンに向けてこれまで以上の準備が必要な事を実感したと思いますね。もう「安パイ」なんていうチームは存在しない。どことの対戦も一戦必勝の覚悟が必要だと。来シーズンは、今年異常の厳しいリーグになる事は確実だと改めて実感した、シーズン最終戦でした。
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